ご経験者の方に少々教えていただきたく。
私はIT屋で、もともとKintoneはWebデータベースと言いますか、データをためてWebで見るシステム的なものを作るツール、例えば勤怠とか旅費精算、見積や稟議、そういうのを作るツールかな…と思っていたのですが。
いわゆる一般のデータベースシステムと比較しますと、親子テーブル作って、リレーション貼って、参照整合で主キー制約でデータを縛って・・・といういわゆるデータベースシステム頭で理解しようとするとKintoneはデータベースとしてはどうも標準では緩ーいシステムしか作れず、Excelっぽい感じでどうしたものかと思っていました。(Java Script書けばいろいろできそうですが)
一方で、いろいろ触ってテストデータを適当に入れているうち、むしろKintoneは全文検索機能が非常にリッチであり、Kintoneテキスト文書も添付ファイルPDFもExcelもWordも、なんでもかんでもデータがヒットしてくれて、ハッシュタグとか知らない人の作った文書でも検索できますので、「これはひょっとして、メール・チャット・共有フォルダなどともちがう、むしろ埋もれやすい共有ドキュメントデータをガンガン上げて、だれでも簡単に他人のノウハウを検索して引っ張り出しやすくする情報共有ナレッジツールとして使うのが非常に強力ではないかなと思うようになってきました。
そこで質問ですが。
例えば社内知識共有ツールとして、「表題、分類、内容、添付ファイル」ぐらいの入力項目はあくまでシンプルな構成のアプリを作成しガンガンデータを上げて行ってみて、みなさんはうまくいっている事例とかありますか?
例えば弊社の場合は、
・新人さんが勤怠の出し方とか、休暇申請の仕方とか通常業務や、自社製品を理解しやすくするノウハウのデータたまり場アプリ
・顧客対応時に困る内容を蓄積するサポート対応事例データのたまり場アプリ
・あの資料はどこにある、というのが分かりやすいファイルサーバの目次アプリ
あたりを作ろうかなと考えていますが、1本のアプリに何でもかんでも突っ込めるようにした方が使い勝手が良いのか、もしくはジャンルごとにアプリを細かく分けたほうがいいのか悩んでいます。
(テストでデータを入れてみるのも大変なので・・・)
情報共有系で、こういう粒度でアプリ作ってうまくいってますよというようないい成功事例、お持ちの方がございましたら雰囲気教えていただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
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投稿を表示初めてこんにちは!
うまくいった記事としては、HP更新記録記事、掲示板、営業日報(行動履歴をアクションボタンで渡し記録)などをして使っています。
あとは、マニュアルをkintone化しました。本当はOneNoteがよかったですが、ネット越しに共有できなくって、
kintoneで随時更新をかけるようにしています。
リレーショナルデータベースと比較すると、ちょっと力不足ですよね。
ご自身でカスタマイズまたはプラグインを使うとリレーショナルデータベースちっくに利用できます。
有償 手動画面実行(人が操作してマスタデータ変更すると子データに反映)
https://kintone-sol.cybozu.co.jp/integrate/msol013.html
有償 スケジュール実行(CSV取込でもスケジュール実行でデータ反映に対応できる)
https://krew.grapecity.com/products/krewdata.htm
有償
カスタマインにあった気がします
無償
自分でjavascript開発
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投稿を表示ぴなさん、こんにちは。
弊社では数か月前から「社内Wiki 」の運用をスタートしました。
Wiki用スペースを作り、部署や大まかな部門別にアプリを作成し、ルールや問題点、作業手順などを蓄積しています。
添付画像のように、タイトルと内容と参考画像ぐらいしかないシンプルなものです。
テーブルの上のスペース部分にテーブルの添付画像が表示できるカスタマイズをこのコミュの書込にあったの使わせていただいています。
https://kincom.cybozu.co.jp/chats/aku0khfslh7hiqpa
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投稿を表示ぴなさん
そうですね。kintoneのつかみどころとしては私もぴなさんと同じような感じです。
私も最初はデーターベース的な感覚でkintoneをとらえてて、アプリ作成時にマスター化や正規化などの手法を当てはめて構築してみましたが、いわゆるOracleなどのリレーショナルデーターベースとは違うので、確かにゆるっとしたものになってしまいます。じゃあkintoneはデーターベースではないかとそうでもないし。。。「kintoneって一言で言うと?」の回答は、本当に100社100通りだと思います。
https://kincom.cybozu.co.jp/chats/ripmx4gqmoewiv5o
https://kincom.cybozu.co.jp/chats/w6cf4rjxabxahc2a
で結局、私の今の感覚としてkintoneは「データーベース+ワークフロー(プロセス管理)+コミュニケーション」の全部入りツールというところで落ち着いています。あくまで個人の感想です。
ぴなさんは、kintoneの「検索」に注目されたのですね!たしかに便利です。kintoneは検索機能もさることながら、データーベースとコミュニケーションがセットになってるところもポイントですね。
例えば「○○製品の見積もり価格のばらつきについて経緯を含めて調査したい」のような事を調べる際には、一般的に、価格についてはデーターベース。経緯については当時のメールとかExcelでまとめた資料とかを色々さがして。。。ってなるところ、kintoneにすべていれておけば「○○製品 見積」などで検索したら、見積もりデーターはもちろんコメントやスレッド、添付Excelファイルも含めて検索可能です。
ご質問の件、「情報の粒度」悩みますね。これも同じく100社100通り。正解はないのですが、私の経験や過去みなさんのお話では、kintoneあるあるとして「気合を入れたアプリほど使われない」「とりあえずで作ったアプリが大ヒット」などなどありますので
^^;
、最初はスモールスタート。機能を入れすぎない。未完成でリリースしてみんなで改善するくらいの気持ちがいいのかなと思います。私でしたら、ぴなさんが例として挙げられたアプリ案の中から一番簡単そうな、もしくは一番やってみたいテーマをどれかひとつピックアップして、5割くらいの完成度でさくっと作って、みんなに本番データーを入れてもらうと思います。
どこまで同一アプリに含めたらいいのか、ジャンル分けしたほうがいいのかについては、その過程でぴなさんなりの答えがみつかるような気がします。
^^
あとkintoneの検索は便利ですが注意点もありますので、参考までにリンク掲載します。
https://note.com/46u/n/n33c378d69863
応援しています。
^^