kintoneの定期通知・定期実行を考える
kintoneを使用しない方向の話なので載せようか迷いましたが、リマインドかねて投稿しました。
小生、kintoneのカスタマイズはgusuku CUSTOMINE一択の開発環境です。
他のプラグインは存じ上げませんが、CUSTOMINEはアプリスロットという考え方があって、「1アプリのカスタマイズ」or「1つの定期実行フロー」=1アプリスロットでカウントされ、使えるアプリスロット数で価格が変わってきます。
弊社の場合、社の規模やkintone化、カスタマイズ状況を見ると、とても契約上限に達しそうな感じはしないので今の契約で十分かと思っていますが、何百、何千にも増えそうなときはそれに応じた契約が必要になります。(場合によっては、再稟議?)
そこで、「極力アプリスロットを使用しない/極力追加費用を発生させない」という観点で
定期通知・定期実行
というお題に限って考えてみました。
対応策①
登録した日付に通知してくれる別のスケジューラを使用する。
弊社ではスケジューラにはGaroonを使用しています。(MS-Teamsも併用していますが、関連機能については未検証です。)
これには定期的なスケジュールを一括登録する機能がありますので、アプリのURLを貼ったものを登録しておけば、その日になったら通知が来る⇒通知のスケジュールを開いてアプリにアクセスする といった形で多少なりとも失念防止に繋がるかと。
《メリット》
・アプリスロットは使用しない。
・通知先を複数にできるので、対応予定者の加除は比較的容易。
・個々のスケジュールの変更も比較的容易。
《デメリット》
・既読にするとその後の通知は来ない。
・既読を未読に戻すのは、ダミーで変更するくらいしかない。
また、ToDo機能があるので、そちらを使う方法もあります。
《メリット》
・アプリスロットは使用しない。
・ToDo完了操作をしないと、いつまでも通知が来るようにすることができる。
《デメリット》
・複数の、しかも定期的なToDoを一括登録するUIが無い。
・一つのToDoを複数人で共有する手立てが無い。
・連携していないので日付変更も個々。また、ToDo完了操作をしていない者にはいつまでも通知が来る。
対応策②
設定日時に対象アプリ画面を開くバッチファイル様なものを用意する
「バッチファイル様なもの」は、Power ShellなどのWin機標準搭載プログラミング言語か、Power Automate DesktopなどのRPAを想定しています。
《メリット》
・アプリスロットは使用しない。
・アプリとの連携/アプリを開いた後の操作などにもある程度拡張できる。
・上記故、kintoneの処理済フラグを読み出し、処理済みなら通知等へは移行しないといったこともできそう。
《デメリット》
・別途、使用言語等に応じたプログラミングスキルが求められる。
・別途、操作範囲の拡張性を考慮した選定が必要。
・「定期的、しかも複数でアダプティブな”日付”判定」の作り込みは難しい。
※ただし、時刻はそれなりに対応可能。
※ただし、Windowsタスクスケジューラとの連携で代替可能。
・個人ユースのため、複数人には実行ファイルの頒布が必要。
※共有フォルダに置いての共用可かもしれないが、そちらは未検証。
ただし、(Garoonスケジューラから情報を取ってきてゴニョゴニョするだけですが、)VBScript@共有フォルダで個人PC使用可は検証済み。
冒頭の限定的な環境下での個人的考察のため、捨て置いていただいて結構です。
間違い等のご指摘は歓迎します。
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投稿を表示定期実行であればRPAも選択肢に入ってきますね。
私はクラウドBOTのスケジュール実行で色々やってますが、
夜中にちょっと動かすのがメインなので、一番お安いプランで十分足りてます。
※プラグインのボタンを押すとか
ご参考までに。
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投稿を表示勝手ながら、下線部追記しました。