みんなの投稿

2025/08/14 10:51

建設業に勤務しているkintone初心者です。
2回目の投稿です。

工事の請負金額を集計するアプリを作成中です。
集計元アプリは1工事1レコードで登録しており、
集計先アプリに、同じ期で登録されているレコードをTiSの関連サブテーブル一覧表示プラグインで絞り込んで集計しています。

1年以内に終わる工事は現状で問題がないのですが、
期をまたぐ大きな工事の場合、トータルの請負金額ではなくその期に計上される分だけを集計したいと言われました。
(画像の場合、テーブルに入力してある「78期計上分」の金額を集計したい)

集計元のレコードを各期の計上金額で分割して登録すれば可能だとは思いますが、できれば集計元のレコードはトータルの請負金額で登録しておきたいと考えております。。
何かいい方法はありますでしょうか?😭

・契約中のコース/スタンダード
・TiSのプラグインは使用可能
・有償プラグインは要相談(費用による)
・Java Scriptは使用不可

1件のコメント (新着順)

こんばんは。

TISさんのテーブルデータコピープラグイン https://www.tis2010.jp/tabletransfer/
を使ってみました。こんな感じでいかがでしょうか。

コピー元アプリ、コピー先アプリともに、
設定>高度な設定>アプリコード を設定することをおすすめします。 ※理由は後述

添付① コピー元アプリ(アプリコード:MOTO)
     プラグインで設定した「テーブルコピー先へコピー」ボタンを押すと、
     テーブル行それぞれがコピー先アプリにレコードとしてそれぞれ自動登録されます。
     コピー元アプリを修正してボタンを押しなおすと、更新されます。
     行を追加したときは新規レコードとして登録されますので、二重登録などは発生しません。
     No.フィールドはコピーボタンを押すと自動で番号が振られます。
     (コピー先アプリのレコード番号が入ります)
     後で見返したとき、番号が振られている=コピー先アプリにコピー済とわかります。
     ただし、コピー後にコピー元レコードが修正されたまま再度コピーしないと
     両アプリに齟齬が発生するのでご注意ください。
     
     ポイント:コピー先レコード(文字列1行)には "SAKI-"&No_ という数式が入っています。
          これは、"SAKI-"がコピー先アプリのアプリコードとNo.(コピー先アプリのレコード)を結合することで、コピー先アプリの該当レコードへの簡易リンクを作成しています。
          ※アプリコードについてはこちらをご参照ください。 https://jp.cybozu.help/k/ja/app/manage/appcode.html

添付② コピー先アプリ(アプリコード:SAKI)
     コピー元アプリからコピーを行うと、自動でこのアプリにレコードが登録されます。

     ポイント:コピー元レコード番号も一緒にコピーしておくと、
          上記の通り元データにかんたんに飛ぶことができます。

添付③ プラグイン設定画面 コピー元アプリにプラグインを入れます。
     今回は設定していませんが、コピー条件の設定も可能です。
     テーブル内にチェックボックスを作り、チェックがある行だけコピーするなど

このプラグインを使い、複数アプリのテーブル内容を1つの集計用アプリに集約した体験談を
note記事にしておりますので、ご興味あればごちらもご覧ください。
https://note.com/moriwosu/n/nc8d372ab58f3

ご参考になれば幸いです。


ogawa
建設業
2025/08/15 10:55

詳しいご回答ありがとうございます!!
とても分かりやすくて助かります。

やはり集計用のレコードは期ごとの請負金額で登録することになりますよね。

ちなみに、集計はいつもどのようにされていますか?
標準機能のクロス集計表やグラフを活用されていますか?

とても分かりづらい作りで申し訳ないのですが、
もともと使っていたExcelと同じ見た目にしたい(集計表のすぐ下に別の情報が表示されるようにしてほしい)という要望があり、
集計先のアプリのレコード内容は画像のようになっておりまして…
(集計用のデータを集めているのではなく、関連サブテーブル一覧表示プラグインで表を作り、そこから合計値を表の下のフィールドにコピーしてさらに計算しています)

集計元(請負金額がトータルの金額)のアプリと集計先アプリの間に、集計用(期ごとの請負金額)のアプリを作ってやってみようかなと思います。。

あと、アプリコードの使い方がいまいちよく分かっていなかったのでとても勉強になりました!
ありがとうございます✨

ご返信ありがとうございます。

残念ながら、私の業務ではデータの集計までで完了することが多いので、だいたいクロス集計表やグラフ、もしくはTISさんの「関連レコード一覧フィールド集計プラグイン」を入れた関連レコード一覧で表示するだけでほとんど足りています。

集計結果を別の計算に使用する場合には、トヨクモさんのDataCollectを使ったり、CSV出力し、エクセル上で計算をしたものをkintoneに取り込みなおしたりしています。

後者には、NSASさんのExcel連携アドイン(https://kintone-sol.cybozu.co.jp/integrate/nsas003.html)を使っています。
あまり知られていないかもしれませんが、低価格で利用でき、VBAとの相性がとてもよいので、VBA使いの方にはおすすめです。

無料でできる手段としては、TISさんの「 一覧レコード集計/コピープラグイン」https://www.tis2010.jp/listcopy/
がよさそうです。

以下設定です。

・先に回答した2つのアプリの他、第三のアプリ「集計」アプリを作成します。
 ※コピー元アプリにおいて、工事番号ごとのレコードの中のテーブルで期ごとの請負金額を持っており、これを期ごとに整理するためには、3アプリ構成は避けられないかと思います。
  ①コピー元:工事番号ごとのレコード(テーブルで期ごとにデータを分けている)
  ②コピー先:①アプリのテーブルをレコードに分割(各工事の各期ごとが1レコード)
  ③集計:②アプリを各期ごとのレコードに再編
・アプリ構成やプラグイン設定、動作はキャプチャをご参照ください。

注)TISさんの似たプラグインで、「アプリ間レコード集計プラグイン」https://www.tis2010.jp/referencecalc/
  がありますが、こちらではないのでご注意ください。
  こちらでも似た動きをすることができますが、こちらは②アプリに入れるもので、集計ボタンを押すたびに②アプリの合計を③アプリに「加算」する仕組みとなっています。
  そのため、③アプリの78期レコードが計3,000,000円と入っている状態で集計ボタンを押すと、3,000,000円加算されて6,000,000円(押した分だけ加算)となってしまうため、②アプリ内に修正が発生した差には、③アプリをリセットしてからの集計が必要という仕様です。

  上記の「 一覧レコード集計/コピープラグイン」は、集計しなおしても「更新」なので安心です。

以上、ご参考になれば幸いです。

上記の補足です。

本運用では、①②③アプリはいずれかの更新がそのまま他のアプリに連動してるわけではないので、各アプリの同期が重要となります。

①アプリを更新した際には必ず②へのコピーボタンを押す、
③アプリ更新時にも①アプリのコピーボタンを押す ことの徹底の他、
上記キャプチャのように③アプリにTISさん「kintone 関連レコード一覧フィールド集計プラグイン」も入れた関連レコード一覧を表示する、レコードが更新されたら関係者に通知が飛ぶように設定するなど、同期忘れに気づきやすい体制の構築にも気を配られるとよろしいかと思います。