2022/03/03 12:19
申請書アプリの承認経路について。
2回目の投稿になります。
申請書などの承認申請アプリを作成、運用されている方にご質問があります。
まだアプリを作成中で実際に運用する前段階で、どのように承認申請アプリを運用したらいいか悩んでいます。
運用のコツを教えてください。
①承認申請アプリのプロセス管理はプロセス管理の単体のみ使用されているのか、プロセス管理と承認経路マスタアプリの2つを併用して使用していますか?
会社の人数や部署数によっても変わるのかもしれませんが、アプリ入力者によって承認経路が違う場合(同じ承認申請アプリを全部署が使用すると承認する上司が違う)はプロセス管理と承認経路マスタアプリを併用することになりますか?
単体か併用の選択の理由を教えていただきたいです。
②プロセス管理と承認経路マスタアプリを併用していることによって、入力者が承認経路の選択を間違えて違う上司に申請が行ってしまうミスは多発しますか?
③ ②でミスが多発する場合、それぞれの部署用にアプリを分けて承認申請アプリを用意したほうが間違いがミスが減りますか?
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投稿を表示モカさん
プロセス管理はいろいろ悩みますね。私もです。
私の個人的な意見を回答します。
①
→基本的には、私はプロセス管理単体で利用します。
②
→うーん。アプリの作成方法や利用者のITスキル、また利用人数や利用頻度(アプリの習熟度)にもよるので一概はいえないですね。どこまでを「ミスが多発している状態」と考えるかにもよるかと思います。
③
→個別最適、部門最適したアプリを複数作成することによりミスは減ると思います。それぞれに特化した機能をアプリごとに付加することも可能ですね。ただ複数アプリの管理コストはあがりますのでそこはバランスが必要ですね。
ユーザー情報のカスタマイズでプロセス管理で利用できる上司を設定することは可能です。
ただこちらも組織変更などのメンテナス作業に配慮しないといけません。
通知がテーマですが参考になる投稿がありましたので、リンク掲載します。
https://kincom.cybozu.co.jp/chats/tnefwkizdxyx6nv2
どうでしょう。ひとつ提案ですが、あまり複雑な事をやめるという選択はないですか?
シンプルに担当者がレコード新規作成時に都度上司を選択するのはどうですかね。
毎回手間という考えもありますが、メリットとしては融通が利きますし、実際、頻繁に申請するアプリは前回のレコードを再利用したりアプリアクションという機能を使ったりするのでさほど不便を感じません。また上司の名前を途中まで入力することで検索ができ、選択候補者が表示されます。
個人的な意見ですが、kintoneではあまり複雑なプロセス管理のしくみは実装しない方がよいのではと思っています。
理由は、kintoneのプロセス管理機能は市販のワークフロー製品と同等な機能を目指しているものではないためです。
複雑な経路選択や申請差し戻し、また対外的な監査に耐えうる機能が必要であればそれに特化したワークフロー製品を導入するほうがよいでしょう。
そうではなくて、現在紙ベースやExcelメール添付で申請が回っている業務の置き換えで「そこを不必要に運用ルールを拡張しない」のであればkintoneは向いています。
以前、
「プロセス管理」と「ドイツの鉄道には改札がない」という話 kintone
という記事を投稿しましたので、参考までにリンク掲載します。
https://kincom.cybozu.co.jp/chats/earb9f8pntbueyyq
あと、あえてプロセス管理ではなくラジオボタンなどで、進捗を管理する方法もあります。手軽に利用できて、なんといっても進捗状況が俯瞰できるのがメリットです。
いかがでしょうか。もちろん「100社100通り」kintoneに唯一の正解はありません。色々トライされてみるのが良いと思います。
参考になればうれしいです。
応援しています!
^^
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