kintone を使い始めると、だれもが一度は悩むのが
Excel・紙と kintone の線の引き方。
全部を kintone に移すのが正解、というわけでもありません。
かといって、なんとなく Excel のままにしておくと、
「最新版はどれ?」「あのデータ、誰が持ってる?」が積み重なっていくことも......。
今回は、キンコミに寄せられた実践的な投稿とコメントから、
Excel・紙と kintone の使い分け方・移し方をまとめました!
⬛︎ 目次(お悩み一覧)
□ Excel と kintone、どこで線を引けばいい?
□ kintone に移したいのに、なかなか広がらない
□ kintone を使えない拠点と、どうやりとりする?
⬛︎ お悩み:Excel と kintone、どこで線を引けばいい?
kintone でも Excel でもできそうな業務改善。
みなさんはどんな基準でツールを使い分けていますか?という問いかけです。
▼ 元投稿はこちら
https://kincom.cybozu.co.jp/chats/qldzqbin1iu09a1b
⬛︎ キンコミで出ていた工夫
▶︎ 「人数・期間・変わりやすさ」で分ける(元投稿)
相談者さんご自身は、次のどれかに当てはまれば Excel、それ以外は kintone。
- 自分一人、もしくはごく少数しか使わない
- 1週間など、ごく短い期間しか使わない
- 集めたいデータや数値がよく変わる
「一人なら Excel、チームなら kintone」という声も複数あり、「誰と使うか」は共通の物差しのようです。
▶︎ 「考えながら入力する」か「考えた後に入力する」か(参考コメント)
考えながら入力する業務は Excel、考えた後に入力するだけの業務は kintone、という切り口も。
資金繰りや生産計画は Excel、経費精算や生産実績は kintone、という例が挙がっていました。
▶︎ 「今夜、自分が倒れたら......」で考える(参考コメント)
「ローカルに最新を残さない」を社内で口に出して伝えている、という方も。
Excel は報告資料づくりにとどめ、データの管理はみんなで共有できる kintone へ、という線引きです。
▶︎ 共有は kintone、編集は Excel(参考コメント)
どちらか一方を選ぶのではなく、データの共有は kintone を大原則にしたうえで、
まとめて編集したいときは CSV で書き出し、Excel で直してから読み込み直す、という合わせ技も寄せられていました。
⬛︎ あわせてチェック📚
▶︎ 脱エクセルユーザー事例集(kintone お役立ち資料)
Excel から kintone に移した会社の事例がまとまった資料です。お役立ち資料のページから「脱エクセルユーザー事例集」をダウンロードできます。自社の線引きを考えるときの参考に。
https://kintone.cybozu.co.jp/material/
⬛︎ お悩み:kintone に移したいのに、なかなか広がらない
自分は kintone の良さを感じていても、まわりは慣れた Excel やスプレッドシートを使い続ける。
同じ投稿のコメント欄では、移行をどう進めるかの工夫も集まっていました。
▼ 元投稿はこちら
https://kincom.cybozu.co.jp/chats/qldzqbin1iu09a1b
⬛︎ キンコミで出ていた工夫
▶︎ 「何を移すか」を絞って伝える(参考コメント)
「変えられるものから kintone 化して」と声をかけても、あまり広がらなかった、という経験談。
そこで「顧客IDに紐づくシートは kintone 化」と範囲を絞って伝え直したところ、
ルックアップや関連レコードの便利さが伝わり、移行が進んだそうです。
▶︎ チームの方針を「kintone ファースト」にする(参考コメント)
「どっちでもいいよ」と言うと、慣れている Excel が選ばれがち。
そこで「まずは kintone で試す」をチームの方針にし、不要なアプリはこまめに見回って整理しているそうです。
▶︎ 試行錯誤中のフィールドは「ゴミ箱」へ(参考コメント)
kintone はフィールドを削除するとデータも消えるので、Excel のように気軽に試せない、という声への工夫です。
非表示にしたグループフィールドを「ゴミ箱」として置き、不要なフィールドはいったんそこへ移す。
落ち着いてからバックアップを取って削除すれば、うっかり消してしまう心配が減らせます。
⬛︎ あわせてチェック📚
▶︎ DXはナカマーで加速! 株式会社アイシン(kintone hive nagoya 2025)
約200人の部署で使っていた、開くのに10〜20分かかる巨大な Excel。根強い Excel 文化から、仲間と一緒に kintone へ移した事例です。登壇レポートと講演資料が見られます。
https://kintonehive.cybozu.co.jp/-/hivenagoya2025
⬛︎ お悩み:kintone を使えない拠点と、どうやりとりする?
本部が Excel を作って約80店舗に配り、各店舗が入力して戻し、本部がマクロで回収する。
全店舗を kintone 化するにはアカウント費用がかさむので、
アカウントがなくても入力できる連携サービスを使うなら、どう選べばいい?というお悩みです。
▼ 元投稿はこちら
https://kincom.cybozu.co.jp/chats/wwfha0balaor3gry
⬛︎ キンコミで出ていた工夫
▶︎ 「コメントでやりとりする必要があるか」で切り分ける(参考コメント① / 参考コメント②)
報告を集めるだけなら、入力フォーム系のサービスで十分。
店舗ごとのやりとりまで乗せたいなら、コメントや関連レコードが使えるサービスを。
コメントが必要かどうかで切り分ける、という意見に、相談者さんも方向性が見えてきたそうです。
▶︎ 店舗スタッフに「必要なものだけ」届くかを見る(参考コメント)
店舗のスタッフは PC の前にいるとは限らず、CC だらけのメールでは大事な連絡が埋もれてしまう。
そこで、スマホに通知で、回答が必要なものだけを届けられるかを判断材料にしているそうです。
▶︎ 拠点に1人だけでも kintone ユーザーをつくる(参考コメント)
現場の入力は連携サービスで受け、まずは拠点の管理者1名だけでも kintone アカウントを渡す。
kintone に慣れて良さを知ってもらってから、少しずつ広げていく、という段階的な進め方です。
いかがでしたか?
Excel・紙と kintone の線の引き方は、本当に会社の数だけありました。
「誰と使うか」「考えながら入力するか」「自分がいなくなっても回るか」。
物差しはいろいろですが、まずは1つ便利な kintone をつくるところから、という声も共通していたように思います。
みなさんの「うちではこう使い分けている!」も、ぜひキンコミで教えてください🙌🏻
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