キンコミ kintone user community

みんなの投稿

2024/06/05 12:08

【失敗したこと】を聞きたいです。
スタンダードコースで3年ほどkintoneを使用しています。
立場は社内のシステム管理です。シス管以外にも数名アプリ開発権限を持つ社員がいます。

業務改善事例や成功事例などの記事はよく目にするのですが、逆に、kintoneを運用してしばらく経った会社さんから失敗談をお聞きしたいです。
・あの時こうしていればよかった
・こんなミスをして大変なことになった
・アプリ開発者が○○を理解していなかった
などなど何でもいいです。

私の失敗談としては、とりあえず2つ。
①全てのフィールドコードをデフォルトの「文字列__1行_2」のような状態でJavaScriptの作成を依頼されたときは、どれがどのフィールドなのかの突き合わせからの作業となり、とてもしんどかったです・・。
②ルックアップフィールドに顧客番号のようなキー情報を使用していないアプリへのファイル読み込みの相談がたまにきますが、「キー情報がないので無理です」と断らざるをえません。キー情報の重要さを伝えきれていなかったです。
どちらも、社内のアプリ作成ルールを検討・周知したうえで一般社員にアプリ開発権限を与えればよかったと反省しています。

弊社含めkintone歴がある会社さんの軌道修正に+これからガツガツ活用していく会社さんの反面教師に、何かヒントになればと思いお伺いしたいです!

8件のコメント (新着順)

あるあるを書いておきますね。

導入初期は「選択」させる時に、すぐに反映できる「ドロップダウン」を使用することが多いのですが、10以上の選択肢が存在するor存在することになるであろう場合はマスター用アプリを作成し、それをルックアップで取り込むというのが正解だと思います。

ドロップダウン等で選択させていた場合、選択肢を削除したり変更したりすると広範囲に影響する可能性があります。
ルックアップの場合は、マスター用アプリのその時点の情報を取り込みますので旧型番であろうが、退職者であろうが「その時点」を使っているので安心です。

過去の情報に影響する可能性を極力排除しないと、過去のレコードが正しいまま保存されないという結果に・・・。


みやも
2024/06/18 12:01

ありがとうございます!
アプリ改修のたびに過去のレコードの取り扱いが悩ましいと思っていました・・
ドロップダウン項目の変更はあるあるですね。
同じようなことを都度思っていたのですが、なんだか整理しきれていない状態でした。
きれいに言語化してくださってありがとうございます!

◆失敗談 NO2
(障害1)
 通信回線・ネットワーク・kintone自身が障害発生でkintoneのシステムが
利用できなくなったこともありました。時間的には障害箇所により復旧に
30分~1時間かかり、業務停止がありました。

 特にバーコードで施設の入退館管理をやっていたシステムは
入館が多い、朝オープンしたころに発生し、入館手続きを手作業で
メモいただき、復旧後手入力いただいたこともありました。

 →障害発生後、代替のシステムでバーコード入力をExcelに登録してゆき
  一括登録するプログラムをリリースしました。

(障害2)
 kintone拡張サービス(PDFレポート作成)のライセンスが切れ
 帳票が1日出力できなくなった障害もありました。

  →メーカ連絡で至急手続きで1日のみで対応できましたが
   ライセンスが切れるのがどこの拡張ツールメーカも月末で
   翌月月初から利用できなくなるので大慌てでした。
   ※利用している拡張ツールの利用期限・申込期限を管理する
    マスタアプリを作成整理しました。


みやも
2024/06/18 11:55

追加ありがとうございます!
ネットワーク障害は予測できないしこわいですね・・。
後でリカバリーできるような仕組みを作っておくのはすごいです!
アプリ数が増えすぎているのですべてをカバーするのは難しいですが検討しなくてはです。
弊社もプラグインの入金を失念していてあわやという事態になりかけました。。
ライセンス管理アプリ、弊社でも稼働中です!

みやも
2024/06/12 12:47

コメントやいいねくださったみなさま、通りすがりに読んでくださったみなさま
ありがとうございました。
いただいたコメント読んでて共感したりぞわっとしたり、とても勉強になり、
みなさんそれぞれ乗り越えられてがんばっているんだと励みになりました。

「○○に困っている」→「アプリ化して解決しよう」→「アプリ化して解決した!」
の解決の前にはさまざまなみなさんの「失敗した!」「困った!」があったと思います。
これからも「失敗した!」「困った!」はあるとは思いますが、できるだけ少なくなることを祈ります・・!

たくさんありすぎて、何を情報提供したらよいか迷います。
・多いのが、マスタのコード体系変更に苦労。
 作成当初は順番に採番(レコード番号)でやっておりましたが
 マスタコード+識別項目で対応していたが、参照したい形式から
 識別項目が増え、整理の為体系見直しとなり、関連アプリが多く
 過去データ変更も大変でした。

・JavaScriptでアプリを少しづつ、機能強化していって
 アプリに設置したJSファイルが8つくらいまで増え、
 JS間の競合で、テスト動作検証にすべてのソースチェックが
 大変となったとか、特定のJSを修正してアップしたが
 JSファイルの順番を入れ替えると他のJSが正しく動作しないとか・・・
 ※サイボウズパートナーの拡張ツールで開発をお勧め

・kintoneの機能強化アップデートでAPIプログラムが正しく動作しなくなったり
 ※事前の機能強化情報が送付されてくるが、主な機能強化・改善内容で
  細かな情報は無いので、アップデート後に動作しなくなり、各部門からの問合せ
  に大わらわしたとか・・・

・あとは、Excelとkintone連携プログラムも作成しているが
 Windows、Excel、kintone各製品ごとにバージョンアップがあるので
 アップデートで動作しなくなった時の調査に多くの時間を費やすとか・・
 サイボウズパートナーの拡張製品の利用をお勧め
 
等々、まだまだありますが、このへんで止めておきます。


みやも
2024/06/12 12:40

ありがとうございます!
たくさんありますよね、失敗したこと・・。

マスタの体系見直しは、今まさにこれから弊社が着手するところです・・。
今から作業量の多さを考えると逃亡したい気持ちですが、この1回で済むよう十分検討して臨まなければと思っております。

JS間の競合もたまに発生します。たまになので「何が起きてる!?」と都度慌ててしまいます。
パートナーさんの拡張ツールはやはりちゃんと構想を練られて作成されているものなのですね・・。

・kintoneの機能強化アップデートでAPIプログラムが正しく動作しなくなったり
これはまだ弊社では遭遇したことがなかったですが、やはり起こり得るんですね・・
大わらわ、お疲れさまでした・・

りょうじ
2024/06/06 09:49

事務所の紳士さんの投稿を読んではっとしました。
システム化すると多かれ少なかれ必ず業務フローは変わるので、変わった後、を考えてツールの構成を考えるのですが、手順変更に対する激烈な抵抗に遭って譲歩出来るポイントを探す(ツールなので使って貰わないと絵に描いた餅)事を何回か繰り返しました。
うーん、でもそのうち慣れてしまえば反対したことすら忘れてしまうものなので、甘いものでも摘みながら話し合いをする、とか可愛いデザインにしたりマスコットキャラを作ったりキレイめ写真を付けて見た目だけ変えて”ビジュアルに訴える”(人は見た目が9割、第一印象が9割、らしいので...)とか、今考えると真正面から受け止めずにさらりと交わす技術、はスキルかなあ、と思いました。
天の時、地の利、人の和、の天の時、は皆感じていると思います。今は意見が合わなくても喧嘩さえしなければ後から共感は付いてくるので一緒に前に進みましょう。
(社内一般ユーザーにノーコードツールを解放して試行錯誤しながらリテラシーを高めて貰う、に賛成です。システム管理者は少し大変ですが、理解の輪が拡がりますよね)。


みやも
2024/06/12 12:32

ありがとうございます!
「手順変更に対する激烈な抵抗に遭って譲歩出来るポイントを探す」
あああ・・わかります・・・!
kintoneに移行したときはものすごいバッシングでした・・。
思えば、移行当時はビジュアル面を考えたり、甘いもの食べながら各部署と対話する余裕もなく、
会社の上層部とシステム部だけで方針を決めていました。
病んでしまわないよう、さらりとかわす技術はなによりも必要かもしれませんね!

hsh
製造業
2024/06/05 14:25

みやもさんの失敗も、あるある~と共感してしまいました。
①はフィールド100超えのアプリで、白目向いたことがあったのですが、
松田様作のktoolsで何とかなりました。多謝 https://pj.asunote.jp/ktools_download/

プラグインの管理や、ファイルの書き出しは私が行っていて、アプリ自体の作成・管理はほかの人が行っている時、
フィールドコードや一覧を変更されてエラー →「動かないんだけど!」と色々な人から連絡が入る
ということがありました。
特に複数の人が使うアプリは、変更ルールを決めるか、仕様書大事と気づきました。
プラグイン動かない・動かなくなった系の失敗(?)は、初期のころはかなり多かったです。
学んだのは「就業時間中にアプリを変更しない」ですかね。
深夜にアップデートするのは正しいことだと知りました。

社内ルールも強制力がないと守ってもらえず難しいですよね。。
無駄かな?と思いつつ、アプリ管理アプリに、公開前のチェックボックス作成してます。
 □確認:権限は○○になってますか?
 □確認:一意のキーを設定しましたか?
 □テスト:色々なパターンでアプリに入力→保存しましたか?
みたいな感じで、自分の確認のためにも使用してます。


みやも
2024/06/12 12:26

ありがとうございます!
まず、松田様作のktools!これすごいですね!神ツールです!もっと早く出会いたかった・・!
ご紹介ありがとうございます。
キンコミってうかがいたい内容の何倍も得られるものがあってすばらしいスペースだと思います!

弊社でもアプリ管理アプリを運用していますが、アプリ開発着手時に入力したっきりあまり更新されません・・
リリース前のチェックリストを兼ねた仕様にするのはいいアイディアですね。

出社している人が少ない時間帯のアプリ変更も納得です!
私が所属しているシステム部門では「何かあったらすぐ対応できるように週末や退勤間際の更新は避ける」というルールでやっています。

業務フローを見直さずに、現状のままkintone化したことで後悔したアプリがいくつかありますね。
そのまま作り込みが進んで改善のタイミングを模索しているアプリがいまだに残ってます😂


みやも
2024/06/12 12:17

ありがとうございます!
あー・・・弊社もそのような状況です・・
むりやり過去の業務フローのままkintoneに置き換えて、kintoneの良さを活かせていない部署も多々・・。
アプリ化が目的ではなく、業務フローの見直しや簡略化・効率化を目的にするよう発信していきましょう!

かな
建設業
2024/06/05 12:36

逆に一発で「完璧」に作れたことがない(常にトライアンドエラー。笑)ので改めて「失敗は?」と聞かれると困っちゃいますね!笑

みやもさんも遭われた「フィールドコード判別不能事件」もありますし(随時変えられるのでJS開発する段階で設定した方が楽(自分ルールで作れるから)説もありますけど。笑)
シュミレーションして行けそうだから作ろ!ってなって、作ったはいいが、実際にテストで動かしてみたらやっぱり無理だったってこともあります。笑

とはいえ、ノーコードだからこそハードル低く作れるのがキントーンの良いところでもあるので、「失敗しないように作る」のではなく、「失敗した場合のリカバリー方法」を用意しておくのが良いのかな、とは思います。

例えばうちではテストスペース作って、そこでならテストアプリはどんどん作って良いよ!ってして、実用化出来そうなら本番リリース。ダメだったらアプリを削除するか別のモノに再利用するか、1年以上弄らなければ削除という風にしてます。
変に厳しいルール作って作りたい意欲を削ぐのももったいないな、と思うので最低限のルール(名前は分かりやすく、とか、どんな意図で作るのか、とか、同じようなアプリはないか、とか。)でやるのが良いと思いますよ〜(^-^)


かな
建設業
2024/06/05 12:41

ちなみに②のキー情報は後からでも追加出来ます。
既にレコードがあるなら、フィールドにキーフィールドを追加して、一旦全てCSVで書き出す。
CSVのキーフィールド部分に何かしらのキー情報をコピペ(もしくはVLOOKUPなどで一致させる)
→再度キントーンに読み込ませる

これで一括更新出来ますよ〜。

みやも
2024/06/12 12:14

ありがとうございます!
シミュレーションでは行けそうなのに、実際にはうまくいかないのもあるあるですね。
作りたい意欲を削がないガイドラインの見極めがむずかしいですね。
システム管理側もトライ&エラーの精神が必要です・・!

CSVの対処法もありがとうございます。
別人の同姓同名が顧客マスタレコードが複数あったとして、顧客名でルックアップした先のアプリにキーとなる顧客番号を付加するのはやはり1件ずつ確認するしかないですかね・・。

かな
建設業
2024/06/13 09:19

CSVの対処法もありがとうございます。
別人の同姓同名が顧客マスタレコードが複数あったとして、顧客名でルックアップした先のアプリにキーとなる顧客番号を付加するのはやはり1件ずつ確認するしかないですかね・・。

住所や電話番号を取っているのであれば、それで同定できると思います!

みやも
2024/06/18 11:48

ありがとうございます!
他の情報と組み合わせてやっと というかんじですね。
キー情報が最初からあれば一発なので、啓蒙していきたいと思います!