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2021/03/03 16:49

「添付ファイルフィールドのプレビューカスマイズ」

先日投稿した記事の続きです。
https://kincom.cybozu.co.jp/chats/aku0khfslh7hiqpa

前回は、テーブルに登録されているデータから、自動で最新版の添付ファイル(PDF)をプレビューさせていました。
ちょっと遊び心が湧いたので…今回は、入力ダイアログから、ユーザー自身が指定した版をプレビューさせる仕様にしてみました。

内容はブログにも書きました!
https://hazime-style.com/?p=549

今回の内容を、職場の同僚へ雑談レベルで「こんなんつくった!」って紹介していたのですが…予想以上に話が盛り上がりました!
今回実装したものを本当で実務で応用するかは別にして、こういった雑談から改善の熱い議論ができたことが収穫かなと思いました。
そして、kintoneはすぐにアイデアを形にできるので、言葉以上のイメージを伝えやすいから、メンバーのヒラメキも引き出しやすいのかもしれませんね!



ちなみに議論が盛り上がった内容ですが…
同僚から…「これ、版管理じゃなくて、クレーム案件で顧客に提出した報告書の管理につかえないですかね?」との一言がきっかけでした。

僕は前部署で長いことクレーム対応メインでやってた時期があるのですが、報告書の管理や確認がめちゃくちゃ大変でした。
メーカーの顧客は、消費者、ユーザー、帳合先など様々な層があって、ものによっては、一つの案件でそれぞれの層へ報告書を提出する場合もあります。また、自社生産部門から自社営業へ提出、営業から帳合先に提出し、内容に納得していただいたら、帳合先名義でユーザーに最終提出するようなこともあります。こういったパターンのときは、時間が経つと、どのドキュメントがどの段階でどの層へ提出されて、だれがもっている情報が正しいのか混乱することもよくありました。
担当者の異動などがあった後にクレームが発生した時などは、過去の報告書を検索して、内容を確認して、前任者にも問い合わせするなどして、今回の報告内容と整合性があるかなどをチェックするのですが…クレーム対応は時間との戦いというところもあり、そういったプレッシャーの中で情報を正しく整理していくというのは、今思い返しでも本当に胃の痛い仕事でした。

当時の僕は、クレーム対応に関する環境改善にたびたび声をあげていましたが、「そもそも、クレームをださなければいい。そんなところに時間と金を使うな!クレームの原因をつきとめて再発させないようにするのが、お前の仕事だろ!」と取り合ってもらえないことが多かったです。「そんなのわかってるけど、情報の整理に時間が食われてそっちに時間がさけないんだよ。。。」と心の中で思いながらも、当時は反論できる武器もなく、ただひたすら耐えていました。

ですが、今なら…kintoneをはじめ、色んなツールで武装していけば、そういった状況も打破できるのではないか!そんなことを思った一日でした。

1件のコメント (新着順)

kobochanさん

ブログ拝見しました。前回、kobochanさんのブログを参考にして作成した自分のアプリもバージョンアップしました。いいですねー。^^

えっと一点、ソースコードをみたらわかるというご判断かもしれませんが、今回フォームに要素ID'preview_button'のスペースフィールドの追加が必要かと思いますので、ブログに追記されてはいかがかと思います。

同僚と盛り上がったとのお話、楽しそうでよいですね。こういうのを「面白い」とわかってもらえる同僚は本当に貴重ですよね。
「便利」には「便利」である理由がいるけど「面白い」に理由はいらない。「面白い」は「面白い」だけで価値がある!ですね。^^

しかしながら、改善活動に対する心ない対応を受けられた件、とても胸が痛みます。

「改善活動は本業の片手間にする作業」「ITを使った改善はIT部門の仕事」と考えている人はどこでも一定数存在すると思います。残念ですね。

それでも、世間的にはDXの推進や、kintoneなどノーコード・ローコードのツールも浸透してきてますし、これからは普通にプログラミング教育を受けた若い世代も入ってきます。確実に追い風は吹いていると思います!


kobochan
2021/03/04 08:20

西村さん

ご指摘の箇所ブログ編集しました!ありがとうございます(^^)
実践するところまでやってくださって感想、意見いただけるのでめちゃくちゃ嬉しいです!!!

後半のコメントもとても励みになります!!!!
追ってこちらのコメントにも返信させていただきますね(^^)

kobochan
2021/03/06 01:27

西村さん

「面白い」は「面白い」だけで価値がある!
ほんとに最近そう思います!
先日、読んだ本で、好きなこと、やりたいことを仕事でやっている人は貧乏脳にはならない。お金のためだけに嫌々仕事をしている人は収入が高くても貧乏脳から抜け出せない的なことが書いてあって、あぁ、なるほどなぁと感じたのですが、「面白いだけで価値がある!」も通づるものがありますね!!

これからは普通にプログラミング教育を受けた若い世代も入ってきます。>
これには、僕もすごくわくわくしています!
若い世代と一緒に、面白い仕事ができるように、まず僕自身が学び続けていきたいです^_^