2025/03/16 11:04
kintone界隈での用語の混乱について、自分の中でアップデートがあったので紹介します。
社内でkintone担当をしています。といっても会社に導入したのは2年前ですので、まだkintone歴2年のペーペーですが、立場的に部下や後輩からkintoneに関する様々な疑問質問を受ています。先日、kintoneを使い始めたばかりの若手から、「テーブル」と「サブテーブル」ってどう違うのですか? という質問を受けました。
私は、昔は「テーブル」を「サブテーブル」と呼んでた。 つまり、テーブルとサブテーブルは同じものであり、両者に違いはない。公式は「テーブル」という用語に統一しているようだけど、昔からkintoneを使っている人の中には、「サブテーブル」という言葉が生きてるんだろうね。と説明してあげましたが、彼から帰ってきた言葉に衝撃を受けました。
彼曰く、「サブテーブル」って老害用語なんですね、と。
老害用語とは、主にサブカルチャー界隈の言葉で、今では使われていない言葉がアップデートされずに使い続けられるものを指すそうです。特にベテラン勢が新規参入勢に対して、「そんなことも知らないの?」的にマウントを採る用途で使われることが多く、その分野のすそ野を広げ利用者拡大を図る上での参入障壁になるということでした。
私は、大慌てで社内のkintone関連の手順書や自分の研修講師用資料等を点検し、「サブテーブル」を「テーブル」に置き換えました。そして、この話を社内のkintone推進メンバーに共有し、今後は「サブテーブル」という言葉の利用を控えることを確認しました。推進役であるべき我々がkinton推進の障壁にならないように気を付けようと、改めて反省しました。
5件のコメント
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投稿を表示文系会社員です。小生もテーブルとサブテーブルの違いについて疑問を持ったことがありましたが、テーブルは構造的な概念で、サブテーブルは実際の明細1行ごとの集合体という理解をしています(間違っていたら、どなたかご指摘ください)。
老害用語というワードが衝撃的で、今回のコメントで初めて知りました。これに限らず、私も若者に老害用語を連発しているかもしれないので、あらためて気をつけようと思いました(汗)
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投稿を表示小生、本件は諸説ある話と思ってます。
データベース用語で、「スーパータイプ」と「サブタイプ」というものがあります。
【開発SE】DB設計の『スーパータイプ』と『サブタイプ』をチキンナゲットを使って簡単に説明する
https://zenn.dev/agent_grow/articles/2b3be0e85d0d2f
なんぞを読んで、kintoneに(無理やり←kintoneはリレーショナルDBではないので…)当てはめて考えると、
ということになるのではないでしょうか。(ふゆきさんの考え方に近いかなぁ)
「老害用語」云々はさておき、上記関係性が成り立つとしたら、「サブタイプのテーブル」(略してサブテーブルか?)は活きている用語と解釈できるのでは?と思います。
で、本題
ある用語を使うことによって、全く違うものを指して会話するようなことになる(例 片や「ルックアップ」の話をしているのに、もう一方は「関連レコード一覧」の話として捉える…)のであれば用語統一は必要だと思いますが、本件のように「テーブル⇔サブテーブルって同じじゃね?」の上で会話するのであれば、用語の成り立ちまで気を遣う必要はないと思います。
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投稿を表示なかなか、衝撃的な内容ですね笑 正直、「老害用語」というのも初めて知りました!個人的には、自分もGUYさんとほぼ同じぐらいの歴ですが、その前からアクセス等は使ってましたが、実際に稟議アプリつくり、その中で、品目明細をサブレコード(サブテーブル化)するなかで、ビジュアル的にもサブテーブルというのがしっくり来ておりましたのでさらに。
社内のSE部門とも普通に上記のやりとりしていたので、なかなか衝撃的でした笑
たしかに、ネット網羅検索でも出ますね笑
https://mapify.so/share-link/cDnomzP7Cr
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投稿を表示へ ~~~
自分も「サブテーブル」を「テーブル」と、呼び名を変えた理由 知らなかったです
いわいる「差別用語」だと気づいて、変更されたんでしょうね!
じゃー
何故、「テーブル」という名前に変更したんですかね?
元々、「サブテーブル」という名前にしたんですかね?
データベースの世界での
「テーブル」とでは意味合いが違うのではないでしょうか?
情報処理システム監査技術者( = データベースの専門家)の動画サイトでは
https://www.youtube.com/watch?v=poXwpZGpWZ0
の「3:41」「4:44」辺りでは、
この方、kintone の「テーブル」のことを「内部テーブル」と呼んでますね
そして、
カード型データベース「桐」の「Data格納 構造」が
kintone の テーブルのある、CSV出力データ と同一だと指摘しています
そう、データベースの専門家の方は
リレーショナルデータベース(RDB)の「テーブル」ではなく
カード型データベースの「内部テーブル」だと、指摘されているんです!
( =「1つのフィールド」の中に テーブルData として「複数のData」が格納 )
なので、
元々、「内部テーブル」という表記にしておけば、混乱もおきないし
表記変更も、必要がなかったのでは...ないでしょうか。。。
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投稿を表示確かに🤔
私も話す人(SEかそうじゃないか)によって言い方を変えてる、くらいの感覚で違いについては考えたことも無かったですね。
kintoneのアプリの設定画面も「テーブル」ってなってるから、
「ここにテーブルを…」って言うとSEから、「ん…?あぁサブテーブルね!」と言われるので
「?」と思いながらもそういうもんか、くらいの感覚でした。
(郷に入っては郷に従えスタイルですねw これも今や「老害」と言われるのか…?)
それにしても実は全く同じものだったというのはちょっと驚きですw
そうか、あれはマウントだったのか…(たぶん違う)
もしかしたら、「テーブル」っていうと机をイメージしてしまうから、そういうシステム系の表のことは「サブテーブル」って”言い分け”してるのかな?(もしくは一般でも使う用語だと日常会話に支障をきたすから、プログラミング用語と分かるように「サブテーブル」って言ってるのかもしれませんね)
まあ唐突に「あそこのテーブルがさ」って(主語なく言う人多いんでw)言われるとどこの?ってなって「kintoneのあのアプリの○○っていうテーブルがさ~」って接頭語が膨大になるのはありますねw
まあ結局は「慣れ」なんでしょうけれどね~