【最近気づいたこと/建設DXが難しい理由】
それは、「建設業は、ウォーターフローが最適な管理手法だから」
私は現在、建設部門に居ながら、独り市民開発者として、建設一筋の上司と現地工事管理システムやコスト管理システムを開発&運用しております。
そこで必ず言われるのが、
・まず、全体スケジュールを示すこと。
・遅れが出た場合に、解決策を示すこと。
まさに、「建設工事で大事な管理手法」です。
建設工事は、
・納期(工期)がはっきりと決まっている。
・最終形(完成図面)がはっきりと決まっている。
そのため、
・開始前の詳細なスケジュールの作りこみが「命」。
・そのスケジュールをひたすら忠実に守ることが、「良い仕事の進め方」と評価される。
・そして、そこから少しの遅れが出れば、厳しくテコ入れする。
・現場は「遅れている工程をキャッチアップする」そして「その対策を上層部に報告する」ことが主な仕事となる。
・なんと言っても「後戻りは最悪」という文化。
というのが、管理手法になります。
一方で、、、、
kintoneなどのシステム開発は、言わずもがな、建設とは真逆の「アジャイル開発」が最適な開発手法です。
・変更に柔軟に対応しながら、
・反復的・斬新的に「ある種の後戻り」を繰り返し、
・短期間で価値を提供することを重視し、
・継続的に方向性を確認しながら、
・最終的なゴールを目指す。
建設一筋のメンバーが多数を占める部署で、kintoneでアジャイル開発を進めることが、なんと難しいことか。。。。
最悪の事態としては、
「スケジュールを作らされ、その遅れを上司に指摘されないこと だけ を目的に開発を進める」
そうならないような精神力が必要です。
・ 市民開発者として、良きシステムを組織に提供する
ことのみならず、
・ 「市民開発者の開発過程をどのように管理すべきか?」
そんな手法も組織に提供できればと思っている今日この頃です。
(上層部のン十年培った知識と経験を変えるのはめちゃくちゃ難しいですが、、、、、それも、挑戦の一つかもしれません。)