キンコミ kintone user community

みんなの投稿

2023/07/31 09:06

顧客からの預かり物を管理するアプリで質問で皆様のお知恵を拝借したく初投稿しました。

北海道の金融機関でkintoneを活用しているふるたと申します。

現在、顧客からの預かり物(通帳や伝票など)を、kintoneとクラウドサインの連携によりiPadの画面に預かった内容をサインしてもらうアプリを開発中です。

預かり証の控えをモバイルプリンターを出す金融機関が多い中でペーパーレスにこだわって開発しているのですが、kintoneユーザーの皆さんの中で、金融機関に限らず顧客からの預かり物をkintoneを利用して実施している方はいらっしゃらないでしょうか。

預かり証の控えをどのように対応したらいいか悩んでいます。
(例)預かった内容をメールやSMSで通知する、kviwerで顧客自身が専用サイトで確認するなど

どなたかノウハウをお持ちの方がいれば、教えていただけると助かります。

導入済:フォームブリッジ、ケイビューワー、プリントクリエイター
導入検討中:クラウドサイン、カスタマイン

2件のコメント (新着順)

はじめて(まじめな)返信します。
預かり物運用ではなく、企業間の契約行為でクラウドサインを使用している「じゃんねぇ」と申します。
入力事項はkintoneから入力して契約書に埋め込むというkintone→クラウドサイン連携をしています。

クラウドサインは、先方(この場合お客様)が無料ユーザーであってもメールアドレスを宛先として、そのメールアドレスでもってタイムスタンプを含む電子署名する仕様になっていることはご存じだと思います。

そして、お客様には締結後「こんな契約をしたよ」というメールを飛ばして、
お客様はそのPDFをダウンロードできるはずなので
預かったものを記載したそのPDFを控えとすることもできるかなと思いました。

もしくは、うちでも実施している注文書に対して注文請書を発行するという手順もありますから、この注文請書にあたるものを「預かり証(控)」として発行するのはどうでしょうか。

うちの運用の流れで恐縮ですが、「こんな契約をしたよ(注文書)」の通知メールに加えて、「お客様の注文を受付ました(注文請書)」で、通知メールが二回飛ぶ流れとなります。

クラウドサインのヘルプには預かり証運用についての記載はないかもしれませんが、請書や控えについてはガイドがあると思いますし、「請書のように」と言えば設定を訪ねる場合ヘルプデスクの方も対応しやすいと思います。

「お客様側にはクラウドサインの画面しか見えないことを利用して(逆手にとって)、無料ユーザーでも控えをダウンロードしてもらう。」なら、とくにじぶんページやkViewer運用などしないでも…と勝手ながら考えました。

書き連ねておいて的外れだったらゴメンナサイ。


ふるた
2023/08/01 12:01

回答いただき、ありがとうございました。
預かり証を注文請書と同様に考える発想がないので、大変参考になりました。
特殊に思える金融機関業務も、別の業務に置き換えることで、他の業種の方々の利用シーンを参考にすることができますね。クラウドサインのヘルプも参考にしながら、アプリ開発していきます。
kintoneのコミュニティは皆さん、親切な方ばかりで大変嬉しく思います。

参考になったと言われて、こちらも嬉しいです♪

ただ書いた後で、思ったことが一つ。
クラウドサインだと預かり証運用の1件を契約としていくらかの費用が発生しますよね。

「預かり証」が契約書のような厳密性があるのなら、もちろんクラウドサインのようなツールが必要ですが、
頻度や件数によっては、すでにお持ちのFormbridgeやkViewer、プリントクリエイターを活用して、お手製のダウンロードページを用意するのもありかもしれません。

suji バッジ画像
2023/07/31 17:26

こんにちは。
残念ながら預かりもの管理は経験が無いので
ノウハウをお伝えはできないのですが、
もう少し詳細教えていただけると
皆さんアドバイスしやすいかと思います。

・頻度と対象者数
1ヶ月に1人程度なのか、1日数百件なのかによって
運用が変わって来ると思います
・預かり期間
数時間、数日なのか月、年単位なのか
年になると預かり証発行しても紛失しそう
・顧客の年齢層
単純にスマホとか持ってるのかな……と

あと、現状どうやってるのかも差し支えない範囲で
教えていただけると流れがイメージしやすいです。

以上です


ふるた
2023/08/01 08:18

返信ありがとうございます。質問が抽象的でしたので、少し具体的に説明いたします。

・頻度と対象者数
100人程度の営業社員が、毎日もしくは週に数回預かります。

・預かり期間
一旦預かったら、翌日もしくは1週間ぐらいで返却します。

・顧客の年齢層
法人の顧客から個人の顧客まで様々です。ITリテラシーも様々です。スマホを持っていても使いこなせていない高齢者の顧客も多くいます。

・その他
今までは紙の複写式の帳票に記入して、顧客に確認のため捺印をもらって、預かり証を発行するという業務フローです。
金融機関によっては、こういった作業を電子化している金融機関もあるのですが、うちのように手書きで発行している金融機関もまだまだ多く残っています。
預かり証に限らず、金品を受領するやり取りでkintoneを利用しているユーザーもいるのかなと推測しています。そういった方々からノウハウをいただけると助かります。

suji バッジ画像
2023/08/01 09:57

詳細説明ありがとうございます。

目的は、預かり証の控えの対応を電子化したい、ということですね
単純に考えるとこんな流れかな、と思います
※クラウドサイン連携の部分をあまり把握しておらず、また未契約とのことですので
 使わない方法で考えています
 安全性等の担保で必要であれば、手書き署名のプラグインに変えてクラウドサインを
 利用する形かな、と思います 

前準備
 受付用のアプリ、顧客管理用のアプリを作成しておく
 各種プラグインを設定しておく
 受付用のアプリにプロセス管理を設定しておく(受付→預かり中→返却済み)

受付
 担当者や窓口のタブレットを利用し必要情報を収集、手書きサインをもらう

 ①登録済み顧客をルックアップで情報呼出し
 ・氏名、メールアドレスの収集
 ※新規顧客の場合プラグイン等で追加
  ルックアップアプリ表示プラグイン
   https://www.tis2010.jp/lookupreferer/
  ルックアップ元追加・更新プラグイン
   https://adiem.jp/kintone-plugin/lookup-master/
                          等  
 ②必要項目追加・確認し、プラグインを利用して手書き署名収集
  KAIZEN SIGN
   https://kaizen-kintone-plugins.com/ja/plugins/kaizen-sign/
  kintone手書き2プラグイン
   https://www.joyzo.co.jp/service/plugin/handwriting/
 ③署名完了後、プロセスを預かり中に変更

控えのメール送信or印刷
 情報収集した内容でメール送信orプリントクリエイターで印刷
 プロセス管理連動で自動化すると楽
 
返却
 メール画面提示or控え確認で受付用アプリのプロセスを預かり中→返却済みに変更



ペパコミさんのブログも参考までに
https://pepacomi.com/archives/4833

以上、本当に概要だけですが参考になれば。

ふるた
2023/08/01 12:07

詳細な回答をいただき、ありがとうございます。
とても一人では思いつかない発想ばかりで、大変参考になりました。
おかげさまで、業務フローのイメージができましたので、引き続きアプリ開発に取り組みます。
親身になって対応いただき、大変感謝いたします。