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全体構想について、とりとめもないアイディアの募集です。
多品種で帳票がそれぞれ異なる場合の全体設計についてです。

【現状】
弊社は製造業で検査と製造記録の情報の流れが以下となっています。

●検査/製造記録
「作業者が紙に記入」⇒「承認者が承認印を押す」⇒「作業者が一部をACCESSに転記」(ACCESS転記しない情報はほぼ死蔵)

また、全て帳票が独立しているので帳票ごとに日付や品種名などを書くという作業も発生しています。ACCESSのメンテナンスをできる人間もおらず、とんでもない行数のプルダウンから情報選択したり不都合があります。

ACCESSへの入力の手間を省略するためにも、まずは関連帳票だけをkintone化するということはできそうです。アプリを作って部分最適はできますが、全体最適まで構想したときに困りそうなので知恵をお借りします。

【やりたい事・困りごと】
ポイントは、品種のカテゴリごとに記録内容が違うので別の帳票で作られていることです。

■困りごと1・・・素直にアプリ化すると数があまりにも多くなり、使用感に影響を及ぼしそうです。

品種は大別するとABCD…とあり、細かくはA-1、A-2、B-1…などとあります。つまり帳票の種類自体が4種類あります。
また、工程①②③④…と帳票は使うので、「品種の大別数」×「工程数」となってしまいます。
例えば工程①で使用する帳票を合体するというのも手かもしれませんが、被っていない項目をすべて書くと1アプリのフィールド数が膨大になる手しか考えられません。

一案として、帳票の合体はせずに品種ごとでQRコード化して現場に張り出してアプリ切替の手間だけ削減するアイディアは思いつきました。

■困りごと2
一日に製造するのは基本1品種なので、その日の製造情報を横断的に閲覧したいが方法が思い浮かばない。

QRコード案で入力側の問題はかろうじて回避できますが、データを後で収集・確認するにはアプリを1個1個開く必要が出てしまいそうです。
その日の製造データを各アプリの該当レコードからスイッチ一つで吸い上げるor自動的にその日のレコードリンクを取得する(リンク集を作成する)ような機能を設計できれば解決するのかな…とも思うのですが、そこまで高度なことはできるのでしょうか。

【補足】
可能であればメンテナンスの属人性回避のためにjavascript等の高度な処理はしたくないのですが、ごく一部のみに適用すれば上記問題がバシッと解決するよ!ということであれば是非検討したいです。

3件のコメント (新着順)

あくまでも小生の個人的感想ですが…

kintone化に限らず、紙文化・押印文化からのシステム化・IT化は、始めに全体構想から入ってしまうと、あれこれ出てきて頭が沸いて、その先進めなくなると思います。

会社規模・社員個々の電子化など変化への適応性(?)などは各社様々なので、一概に当てはめられるものではありませんが、ザックリ言って、
①使うベースアプリケーションは統一(ココはトップダウンで強制してもらったほうが何かと楽)した上で、
②現場ごとのお困りごとを①で解決していき、
 ※この段階で、「そもそもコレいらないんじゃね?」なデータの洗い出し・撤廃や承認プロセスなどの最適化もある程度行っておく。
③ひととおり、データが電子化できたところで連携を考える…
の順序でやった方が、事が進むと思います。

以上の考えに依ることができるなら、
■困りごと1
先ずは、大変かもしれませんが、「素直にアプリ化」してしまって現場に仮リリースして使ってもらい、「使用感」にもとづく改善要望に対応していく形でアプリ統合などブラッシュアップしていく。

※アプリ切り替えをQRコードで…は、とてもよい案だと思いますョ👍
 何だったら、入力全てをQRやICカード読み取りだけで済ますことができればイイですね📣

■困りごと2
蓄積した電子データの集計方法の話なので、今アレコレ悩まなくとも、後でいかようにもできると思います。
ちなみに、kintoneに限らずデータベースのアプリケーションは、レコード詳細をいちいち開かずとも集計できるようになってます。

【補足】
属人性の問題は諸説あると思いますが、小生はアプリの設計思想が「コレ読んで(見て)」のみで引き継げない限り、完全回避はできないと考えています。
そのため、
・アプリは、できるだけシンプルな構造にする。
・その上で、取説に加え、設計ドキュメントも作成する。
・ソースなどには、できるだけコメントを付ける。
を念頭に置いています。(同時に何個も取り組んでいるため、考えてはいるけど実が伴ってないンですけどね💦)

kintoneの基本機能で手操作となっているところを自動化したい時は、何らかのカスタマイズや外部アプリケーション連携が必要となります。

ご参考になれば幸いです。


わかめ
製造業
2025/05/15 11:53

コメントありがとうございます。QRコードの案も褒めていただきうれしいです。

「kintone化に限らず、紙文化・押印文化からのシステム化・IT化は、始めに全体構想から入ってしまうと、あれこれ出てきて頭が沸いて、その先進めなくなると思います。」

これは非常に共感します。ただし、上層部としては「隅々まで全体設計をしてからだ」的な感じがあるので何とか説得する予定です笑
また、会社にトップダウン指示の文化がないのでこれまた現場に頭を下げます笑

話が横道にそれてすみません。
確かに最初は①②を突き詰めていってから連携を考えた方が身の丈に合っていてちょうどいいかもしれません。。③まで一気通貫にできれば理想ですが、まずは難しくないところから手を付けないととん挫しそうです。困りごとへのご回答も現実に即した温度感で心が軽くなりました。ありがとうございます。

【補足】についてもありがとうございます。各アプリに設計思想を書いたメモをファイル添付しておくなどでカバーしてみます。※特にルックアップによる連携は残しておかないと大変そう…

蛇足ですが…

システム化・IT化についての自論、大筋間違ってないよなぁ?と思って、生成AIさんに「kintone導入 浸透事例」と訊いてみました。

🔑 浸透させるコツまとめ

ポイント 内容
小さく始める 小規模アプリから始めて、使いやすさを実感させる
現場の声を反映 Excelや紙の運用を尊重しつつ移行
アプリ開発を属人化しない 複数人がアプリ開発・運用に関われるようにする
業務改善とセットで推進 「効率化」「情報共有」「ミス防止」などとセットで導入
成功事例を横展開 成果が出た部署の事例を社内で共有

とした進め方で成功事例が多いようです。

さらに具体的な例も教えてくれるそうなので、参考になりそうですね。

わかめ
製造業
2025/05/16 10:12

まずは簡単で効果的な対象からスモールスタートさせて、成功体験を横展開していくイメージがやはりよさそうですね!
コツの整理ありがとうございます!

suji バッジ画像
2025/05/15 09:35

おはようございます。
いくつか前提の確認をさせてください。

●検査/製造記録

・入力する方は一人でしょうか?複数でしょうか?
・入力はまとめて1回にやりますか?それとも工程ごとに入力とかでしょうか?

一日に製造するのは基本1品種

とのことですが、製造日ごとではなく、製造日/品種ごとに1レコードとする
データの持ち方で良いですか?(特に決めてなければそれでも大丈夫です)




わかめ
製造業
2025/05/15 11:55

コメントありがとうございます。
ご質問に以下回答させていただきます。

●検査/製造記録

・入力する方は一人でしょうか?複数でしょうか?
⇒複数です。
・入力はまとめて1回にやりますか?それとも工程ごとに入力とかでしょうか?
⇒工程ごと入力です。かつ各工程も1時間おきの測定値を都度入力するなどの構成です。

一日に製造するのは基本1品種

とのことですが、製造日ごとではなく、製造日/品種ごとに1レコードとする
データの持ち方で良いですか?(特に決めてなければそれでも大丈夫です)
⇒すみません、そこの部分はまだイメージできておらず決めていません。

suji バッジ画像
2025/05/15 13:32

返信ありがとうございます。

現状

全て帳票が独立

しており、複数人が工程ごとに入力する方法なら、案として書かれている通り
1つのアプリにまとめず現在の帳票単位でアプリを作成でよいと考えます。

「製造計画アプリ」みたいなのを作ってこれを軸に、
そこからアプリアクションで別アプリのレコードを作ったり、
別アプリから「製造計画アプリ」の情報をルックアップなりすれば
それぞれのデータに関連性がうまれ、「製造計画アプリ」の詳細画面から
関連フィールドで各種情報が表示されます。

少なくとも

全て帳票が独立しているので帳票ごとに日付や品種名などを書く

からは脱却できます。



どうしても工程①の帳票を1つにまとめたい!というのであれば
プラグイン、カスタマイズでの対応になりますが、
やることの複雑さに対してあまりメリットを感じません。
やる場合は、品種ABCDごとにフィールドやグループの表示・非表示を制御する感じでしょうか。

また、工程①~④まで1つのアプリにまとめたい!の場合は
こちらもプラグイン、カスタマイズで項目のタブ化で整理できそうです。
ただ、こちらも品種が増えた場合、対応がめんどそうなのであまり考えたくないです。



なお、アプリストアに色々とサンプルがありますので
そちらも参考にしてみてはどうでしょうか。

参考までに複数のアプリを組み合わせたアプリパック紹介します。
検査成績管理パック
https://kintone-sol.cybozu.co.jp/apps/test-results.html
不具合見える化パック
https://kintone-sol.cybozu.co.jp/apps/fuguai_pack.html

以上です。

わかめ
製造業
2025/05/16 10:34

前提の確認から適切なアドバイスまで痛み入ります!

品種に紐づいた関連アプリでのレコード立ち上げができるということで、安心いたしました。sujiさんのおっしゃる通り複雑さに対してのメリットが小さいとは思うので別々でアプリを作成する方が良さげです。

アプリパックという便利なものもご紹介助かります!
(まだ触って一週間なので、基本的なことも知らずお手数おかけします。)

ふゆき
製造業
2025/05/15 09:23

その日の製造データを各アプリの該当レコードからスイッチ一つで吸い上げる

①製造番号などの、紐づけできる「キー」ありますよね
②スイッチで吸い上げではなく、「保存」動作で Dataを送り出す

①②でよければ

複数の「検査/製造記録アプリ」から「集計/統合アプリ」へ
Dataを同期する を 実装可能なPluginなら いろいろありますが
こんなのは、どうでしょう?

「他アプリ更新プラグイン」(Ribbit's works/完全無料)



双方向で同期の事例
 👆 これは双方向の同期です
わかめさんの場合は、一方向の同期だとおもうので
複数の
「検査/製造記録アプリ」にPluginをいれ、設定
1つの
「集計/統合アプリ」へのDataを同期する設定で良いかと...

ご参考まで!


わかめ
製造業
2025/05/15 13:28

ありがとうございます。

無料のプラグインでこんなことまでできるのですね…!理解まで時間がかかりそうなのでじっくり読ませていただきます。

逆に、生産計画から関連するアプリのレコードを自動立ち上げすることはできるのでしょうか?
例えば生産計画のアプリの中で5/16に製品B-1を10トン生産、生産ラインはラインWと入力したとします。

そうした場合
■[操作その1]
製品B-1生産時に使用する関連の複数アプリのレコードが立ちがり、例えばその中のアプリ①で立ち上がるレコードには本来は手入力となる製品名と使用する生産ライン名が自動転記ということもできるのでしょうか。

■[操作その2]
また、現時点ではアプリ①の中でルックアップフィールドに製品名を打ち込んで「取得」ボタンを押すことで製品マスタアプリからアプリ①に検査値の上限下限を転記する操作があるのですが、それも操作その1が完了した時点で自動で検査値の上下限が転記完了しているという発展的なことまでできたりするのでしょうか。

質問の追加で大変恐縮です。

ふゆき
製造業
2025/05/15 15:43

逆に、生産計画から関連するアプリのレコードを自動立ち上げすることはできるのでしょうか?

保存後に、(レコード詳細画面の)アクション釦を押下げでコピー&立上げなら
デフォルトの「アプリアクション」機能がいいかな~

前述の「他アプリ更新プラグイン」と同じ、レコードの保存の釦を
トリガーとする場合は👇こんなPluginなら知ってます
レコード保存後ページ遷移プラグイン(Ribbit's works/完全無料)

ただし、同じトリガーなので干渉するかもしれません、なので 検証をお勧めします
また、検証の際は 下記👇を参照して Pluginの動作順に注意してください
プラグインの実行順序について

もし、干渉する場合には、Dataを同期させるPluginの
トリガーを、専用 (レコード詳細画面の) 釦 に変更に する必要があります
自分の知ってるのは、
Boost! Upsert(🐼商会/条件付き無料)
アプリ間レコードコピープラグイン(TIS/条件付き無料)

など他にも、有料を含めると沢山Pluginありますよ

■[操作その2] は...チョット厳しい🦆かも
その手前のアプリで、ルックアップして(上下)基準値を引っ張っておき
アプリアクション or(Plugin)などで転記してはいかがでしょう

わかめ
製造業
2025/05/16 10:10

ウワーありがとうございます!かなり便利そうですね。
と同時に基礎的なことを知らなくてお恥ずかしい限りです💦

■[操作その2]についてもありがとうございます。手前のアプリでルックアップしてもいいのですが項目が多くなりすぎそうなので、転記先のアプリで解消しようと思います。

ルックアップのトリガーになる製品名が自動転記されているのであれば、転記先のアプリで「取得」ボタンを押すのみで各種数値が転記されるので、そこの手間は現場に受け入れてもらってシンプルさを維持したいです。