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みんなの投稿

2020/12/24 14:33

初歩的な質問で恐縮です。

顧客管理アプリを作成していますが、会社の合併などに伴うレコードのマージ(名寄せ)機能を簡単に実装できるプラグインなどはあるでしょうか?
あるいは作りこむしかないでしょうか?

顧客管理アプリに関連するアプリ(例えば契約管理アプリなど)もあるので、そちらに連携しているコードも一緒に名寄せをしたいと思っています。

既存で使っている基幹システムでは名寄せができないため、過去のデータとの紐づけができなくなって放置されたレコードがありますので、なんとかできないものかと考えています。

3件のコメント (新着順)

私もいくつも会社マスタを作ってきましたが、この問題は未だにパッと解決する方法は見つかりません。
見つからない、というより無いのだと思っています。
すでに西村さんが書かれている通り、ロジックでは構築できないので、かなりの部分人力に頼る必要がありますね。

以前、導入したことの有る名刺連携サービスの、アルテマブルー(https://ultimablue.jp/)では、連携するアプリの方に名寄せ機能があります。
名刺なので、法人というより個人名のマージなのですが(複数人が同じ人と名刺交換した場合)。
マージには個人名やメールアドレスがトリガーになります。ただ、この場合でも、たとえば同じ人でも、過去交換した名刺と表記方法が異なっていたり(漢字とアルファベットの違い、またそれこそ社名変更した場合など)すると、マージ対象から外れますし、対象が転職した後に名刺交換すると、同じ人として認識してマージしてしまったりと、やはり完璧とは言えませんので、手作業でのチェックなどが必要となります。
(むしろアルテマブルーは間違えたマージを防ぐために、候補を出すだけで、マージそのものは手作業になっています)

いろいろ考えた結果、私は手作業ですべてクリーニングをかけてデータ投入を行いました。
それが最も確実で、時間がかからない方法でしたので。
ちなみに私もランドスケイプ社のサービスも検討しましたが、費用対効果が合わないということで見送りました。
(件数にして数千件だったのでちょっと高いかなと。10数万なら利用していたかもしれないです)

マスタデータの基本的な考え方として、設計時に考慮されていないことも多いのですが、
基本的にマスタデータは、一定期間ごとに「棚卸し」が必須です。
なので、私は「誰かがやる」ではなく、
会社マスタを「全社の情報資産」と定義して、顧客データの管理所在を明確にし、
営業部門長やメンバーも巻き込んで、全員で棚卸しするようにしました。

あまり参考にならないかもしれませんが…


私もお客様から依頼を受けて
今年、1カ月ほどかけて、
7拠点のセンターの会員情報の整理統合をさせていただきましたが
大変でした。!

全センターで6万件強の会員情報でしたが
Excelでできそうな件数でしたので手作業でやりました。

全センターのデータを統一フォーマットに集約して
名前、住所、年齢、電話番号等をキーにして
ソート、ピボットテーブル、フィルター等等の機能を利用しながらですが

最終整理した各拠点データから複数件で判断できないデータは一覧にして
各拠点で原本データを確認いただきましたね。

西村様、プロ雑用こばやし様がおっしゃるように
労働集約型で現場を巻き込んだ定期的なデータ整備が必要ですね。

プロ雑用こばやしさん

そうですね。どう効率化しようとしても結局大変な作業になってしまいます。

名刺管理をトリガに名寄せの問題にぶつかるケースは多そうです。アルテマブルー、うちも名刺管理の検討候補にありました。^^

こばやしさん、自社で手作業ですか!大変ですが、それが可能なら一番よいですね。データの質としては最高レベルです!
ランドスケイプさんもご検討されたとのこと。そうなんですよね。おっしゃるとおり。。。良いお値段します。^^;

マスタ管理のお話、重要です。設計時に正規化への配慮がなされていなかったり、保守しにくいマスタ構造だと、あとあと大変ですね。

「設計」と「運用」は車の両輪でどちらか片方だけでは回りません。そして、一般的に設計や開発の方はけっこうみんな関わってくれるのですが、運用は皆さんあまり興味なく孤独な作業になりがち。

そこをこばやしさんはちゃんと徹底できておられるようですごいです。わたしは苦手なので。。。

そのあたりの運用ノウハウまた教えていただけたら嬉しいです!^^
大変参考になりました。

NSAS平野さん

えぇ!!6万件ですか。。。それは。。。たいへんですね。

私の中では、こういう類の仕事はだいたい千件を目安にかんがえてます。

・1~99→色々考えるより非効率でもやったらおわり(やっつけ仕事)
・100~999→ちょっと効率的にできる作戦を考える(最悪手作業でもなんとかなる)
・千件以上→。。。助けをよぶ。(^^;

日常業務を抱えながらですので、千件を超えるとちょっと厳しいですね。

「現場を巻き込んだ定期的なデータ整備」大切です。

鈴木さん

「名寄せ」そうですね。これ大変ですね。会社の統廃合や名称変更などで顧客マスタに支障がきたすシーンはよくあります。

ぺそさんご紹介の検索サイトもいいですね。私もやってみました。

https://kintone-sol.cybozu.co.jp/integrate/landscape001.html?_ga=2.201201062.90514994.1608116407-623609400.1590116415

uSonar
株式会社ランドスケイプ

その中で上記がHITしましたが、私が問合せした実績がある会社さんですので書き込みします。「口コミ」的に参考にしてください。^^

「LBC」という独自に構築された法人マスタデータベースを保有しており、いわゆる「名寄せ」を得意としておられます。

Web掲載情報以外にもいろいろな解決策をお持ちですので、
「プラグインで」と手段を絞る前に、まずは「名寄せ」全般の解決策についてどのような選択肢があるのか、一度ご相談されてはいかがでしょうか。

APIレベルでkintoneと連携するサービスもやっておられますし、
場合によっては、現時点の名寄せが必要なデータをExcel等でお渡ししデータクレンジングをお願いするというような解決方法もあるかもしれませんね。

個人的には名寄せはロジカルな要素が少なく、作りこむのは難しいと思っています(簡単にいうと泥臭い仕事になりがち^^;)。

結局、最終的には労働集約的な作業からはのがれられませんので、
データ件数や費用対効果を鑑みて、必要に応じて外部保有データを利用する方が得策ではないかと思います(あくまで個人の感想です^^;)。

ご参考になれば幸いです。


鈴木拓
2020/12/25 09:15

ありがとうございます。
uSonarは利用していますが、KINTONEとの連携アダプタもあるんですね。
ある程度アナログ作業が入るところは仕方がないのかなとも思っていますが、できる範囲で自動化できたらいいなと……。
どのような仕組みが構築できるかはまだわかりませんが、さっそく調べてみます。

鈴木さん

えっ!「uSoner」利用されてるんですか!では活用しないともったいない!

「名寄せ」自体もそうですが、kintoneとAPI連携する事で、現顧客はもちろん、見込顧客やホワイトスペースへアプローチする情報ツールをkintone上で作成できるのでは?!と思っています。

「uSoner」の根幹をなす「LBC」は一般企業以外に、学校施設や、病院施設、福祉施設も拠点ごとに網羅しているデータベースですので、私の知る範囲では、現時点でkintoneに連携可能で、かつ同等以上のデータベースは他に見たことがありません(もちろん用途によりますので100社100通り、個人的見解ではありますが)。

来年以降本格的に利用していきたいと思っているところです。

kintone界隈で、実際に「uSoner」を利用されてる方と初めて出会いました。ぜひぜひ情報交換できればうれしいです!

ぺそ
2020/12/24 20:06

名寄せ出来ないと、ルックアップや関連レコードで表示されなかったり、
紐付けが難しかったりして困りますよね。

ちなみに、こういったサイトがあるのはご存知ですか?
https://kintone-sol.cybozu.co.jp/integrate/

ここで「名寄せ」として検索していただくと、いくつかお役に立てるものがあるかもしれません!
また、単純に「kintone 名寄せ プラグイン」等で検索していただいても、いくつか出るので、
そちらも参考になると思いますよ(⌒▽⌒)


鈴木拓
2020/12/25 09:10

ありがとうございます。早速検索してみました。記事などはこれから拝見してみます。ありがとうございます。