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みんなの投稿

2023/02/17 08:57

請求書、見積書などを作成する際
アプリ内ではテーブル、または関連レコードにするのが便利ですが、帳票を出力する際はみなさんどうしているでしょう。
帳票出力プラグインではそこの部分をくりかえして出力することが可能ですが、帳票では今までどおり、たとえば10行の空白があって、項目がある場合そこに1行ずつ埋めていく形にしたいです。
10行をこえた場合は行を増やす、またはもう1枚出すなどで対応するつもりです。
テーブル、関連レコードを使わず、1行ずつフィールドを設置することはすぐに思いつくと思いますが、それでできたアプリもいささか変だと思いますし、アプリで入力する際はあまり行数を気にせず入力したいです。
みなさんは普段請求書、見積書を出力する際は、どうしていますのでしょうか。ご意見頂ければありがたいです。

2件のコメント (新着順)
Tofu
2023/02/20 09:52

ちーぱんさん

こんにちは、初めまして。
皆さんは「よりわかりやすく、自然に、引継ぎしやすく」というのが
念頭にあると思います。
私の場合当初は有料プラグインなんか導入することができない前提に
いたので、まずJavascriptだったらどうするか... と考えてしまいます(
あまり一般的でないかもしれません。

Javascriptであれば、app.record.create.showで
新規作成時に行を無理やり追加してしまう感じでしょうか?
(一応できることは確認しました)

きちんと引継ぎだったり、エラーが怖ければ専門のところに依頼するか
プラグインを導入するのが間違いないかと思いますが...

ちーばんさん

おっしゃるとおり、帳票出力プラグインは複数明細をサポートしている製品がありますのでご希望の製品を購入されたらよいかと思います。

問題は、入力フォーマットですね。

>今までどおり、たとえば10行の空白があって、項目がある場合そこに1行ずつ埋めていく形にしたい

要望にあってるかわかりませんが、例えば

・テーブルで10行空白の明細をもつレコードを作成(雛形)
・それをアプリアクションもしくはアプリアクションのURLをクリックしてレコード作成

という運用にしたら可能ですね。イメージ画像添付します。
いかがでしょうか。



また
>テーブル、関連レコードを使わず、1行ずつフィールドを設置する

上記も場合によってはありえますし、私は変だとは思いません。
逆にこれだと関連レコード一覧やテーブルでは工夫が必要となる行やレコードをまたがる計算が簡単になるメリットもありますね。



今までどおり10行の空白を埋める形式とは、いわゆるプレ印刷された伝票用紙に手書きする、またはExcelの指定されたセルに手入力するというような運用イメージでしょうか。

そもそもなぜそうされたいのか、明確な理由がありますでしょうか。kintoneで、あえて具体的なデータのない空白行を常に作成する必要性が思いつきません。。。

もう少し具体的な理由があれば、代替案も含めもっとデイスカッションの幅がひろがるような気がします。



もし、単にいままでがそうだからという慣れの問題であるなら、そこをもう一歩踏み込んで考える方がよいかもしれないですね。

結局「kintoneはkintone」なので、いままでと同じようにはいきませんし必ずしも今までのやりかたがよかったとも言い切れないと思います。

そこを要求通り答えようとすると、これからも「今まで通り」という理由で無理な要求に答え続けることにはならないでしょうか。



やっぱり、kintoneの標準機能+使いやすいプラグイン+運用でカバーを軸に無理しない開発が理想で、それができるように現場との円滑なコミュニケーションが実現されるとよいですね。


ちーばん
2023/02/20 11:28

西村さん

詳細にご説明頂き、誠にありがとうございます。
確かに、目的をしっかり説明できるようにならなければなりませんね。

ひと言でまとめると、出力される帳票の見た目のためです。
まず、できれば今使っているexcelの帳票を変えたくありません。
(たとえば、10行の空白があって、そこに入力する形で)
少しでも変更があれば、社内から反対意見が出るかもしれませんので、
変更しないに越したことはありません。

続いて、kintoneにあわせて変更してもいい場合、以下2つの問題があります。

ひとつは、実際に使う行数が少ないことです。
元の帳票に10行の空白があっても、実際1行しか使わない場合がほとんどだとしたら、
プリントされるA4紙の1/3以下しか使われていないことになり、
また印刷のパソコンによってはページ中央になっていたりいなかったり揺れも生じます。

さらには、明細のあとに内容がある場合、たとえば

     請求書
〇〇株式会社            ←ページの一番上
××   2個   1,000      ←くりかえし部分
▲▲   1個    800
振込手数料は御社負担でお願いします。←ページの一番下に置きたい

この場合、帳票のページの一番下に内容を設置するのは難しくなります。

以上が帳票を元の形を維持したい背景となります。
長文で読みにくくて申し訳ありません。何かご意見頂ければ幸いです。

ちーばんさん

なるほど。わかりやすいご説明ありがとうございます。

現行少しでも変わると社内から反対意見がでるかもしれないとのこと。
お気持ちはわかります。私も無用なトラブルは避けたいので。
ただ、逆に言えば業務改善をするチャンスかも。



A4用紙の件、たしかに明細が少ないと余白が多くて無駄に感じるかもしれないですが、
特殊なサイズやミシン目入りの専用用紙と比べてA4用紙は、

・大量に生産されているため安価
・流通量が多く入手しやすい、在庫切れがおこりにくい
・不定形な用紙よりファイルに閉じやすい、スキャンしやすい

などメリットもあると思います。



実際の請求書イメージの記載拝見しました。

ヘッダー部、ボディ(明細)部、フッター部のある伝票形式ですね。

イメージを元に帳票プラグイン、RepotoneUProで作成してみました。サンプル画面を添付します。

例はPDFですが、Excel出力も可能です。ただ改ページかつヘッダーとフッダーも対応など複雑な仕様だと一工夫いるかもしれません。



まったく今のExcelと同じものを出力したいとなると、JSやRPAその他のツールで自作するなんてことも。

https://note.com/46u/n/n4fd0647b194d

テスト的にやってみるのは面白かったですが、保守運用を考えるとやっぱり実務ではあまり複雑なことはオススメではないです。

kintoneに唯一の正解はありませんが、「簡単、ノーコード・ローコード」はkintoneの大きなメリットですので。