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みんなの投稿

2020/12/21 12:46

kintoneとRPAのcoopelで車両のリコール情報DB自動作成の仕組みを作りました。一応1か月かからないくらいで出来たのでそんなにすごくはないものだと思って、恐る恐る初投稿させていただきます。

【経緯】
私の勤めは車両のリース会社なのですが、車両のリコール対応完了したか否かという情報はリース先・整備工場からもらうことが少なかったり、メーカーからも情報をくれなかったりします。
なので、日本自動車整備振興会連合会のホームページから各メーカーごとに検索するのですが、車両ごとに一つ一つ検索し、結果をエクセルに手打ちする非常に生産性の低い業務がありました。

【仕組み】
kintoneにある契約一覧データをパソコンにダウンロード→この一覧の車台番号を元に検索・コピペにて別途エクセルでリコール情報一覧を作成→kintoneのリコール情報アプリに取り込み
リコール情報から契約情報へ関連レコードで確認しやすいようにしています。もちろんkintoneログインから取り込みまで全てRPAで自動化できています。

ベンダーさんと話してて割とRPAがしっかりハマる業務がなかなか無いですが、上手くハマったと思える事例です。

このcoopelは試用期間あり、ランニングも5,400円と安いのでRPAの敷居としては低く、kintoneとの相性も良さそうなのでちょっと試すにはオススメですよ~と感想も書いておきます。

そして何より年内やることで宣言して間に合ったとホッとしてます。。。

3件のコメント (新着順)
花薗雄一
2021/08/06 07:57

私もcoopel使い始めました。
まだまだ業務効率化といえるような使い方でできていないのですが、とりあえず
240個あるアプリのデータを1つ1つ書き出してgoogleドライブに格納するシナリオをつくってみました。

coopelはブラウザベースorエクセルしかコントロールできないので、
・既存業務をブラウザアプリベースにリデザインしつつ、どうRPA化するか
・エクセルマクロは使えないので、どう代替するか
・zapierがtrigger/action両方につかえるので、これとkintoneをどうからめるか
あたりが考えどころかなとはおもっているのですが、まだまだ方向性が絞り込めてません。


jamjam
2021/09/07 11:58

すいません、今頃コメント気づきました。記載ありがとうございます。
coopelに限らずRPA導入の検討自体、どういった業務をやりたくて、coopelで対応できるのか下調べが結構大事かと思います。私のこのリコール情報収集は1か月無料期間使い倒してリコール情報収集シナリオが作れると踏んで導入となりましたので、意外にこの事例のようにハマると大きいのですがハマらない業務の方が割と多いのかなという印象です。それはどのRPAにも当てはまりますが。。

参考にハマった例
・名刺管理ソフトの情報移管で、名刺管理ソフト(ブラウザベース)の画像情報が1個1個手でダウンロードしなければ取れなかったので、画像ダウンロードと同時にエクセルで企業名、個人名をデータベース化する。そのデータを移管先であるkintoneに登録するというシナリオ。名刺約5000枚。手でやるよりよっぽど精神衛生的にも良かったです。

・親会社からもらうエクセル請求書に追記する補助。当社側で一部文言等入れるのでcoopelで出来る範囲で複数枚のシートを一括でシナリオで入れています。

・緯度経度取得。無料プラグインでもレコードを開いて閉じてで住所情報から緯度経度取得できるが、元々の住所データをcsvでがっつり入れたりモバイルから入れたりするので、緯度経度取得できてないレコードの一覧だけ作成しておいてレコード開く→閉じる→次のレコードへ移動 のシナリオで緯度経度取得するシナリオ

他にも不足情報がある一覧を元に情報取得して入力するシナリオが親和性いい気がしています。

仰る通りzapier連携やってみたいですね。低価格で導入できるのでRPA入門にはcoopelはホントに良くて、それで済んでしまえば猶更よいので研究していきたいですね。

キンスキ松井
2020/12/22 13:49

素晴らしいアップデートですね!
kintoneとRPAの組み合わせは検討している方も多いので、とても参考になるノウハウだと思います^^*

お恥かしながらcoopelを知らなかったのですが、DeNAさんが提供しているRPAなんですね。
簡単な操作感が強みのようなので、その辺りがkintoneと相性が良かったのかなと想像しています。
https://kintone-sol.cybozu.co.jp/integrate/dena001.html

サイボウズ社内でもRPA×kintoneは活用していますが、ハマるとそれぞれの良さが光る印象です。
またハマる活用があれば、ぜひ教えてください!
https://kintone-blog.cybozu.co.jp/community/000592.html


jamjam
2020/12/22 23:13

おぉ松井さんからコメントいただけた。ありがとうございます。
私の会社で今年5月からkintone導入し、過去の分も含め松井さんのブログにお世話になっております。と、お礼の前置きしつつ。

このcoopelもその位の時期にリリースされたまだまだこれからなRPAですが、おっしゃる通り簡単な操作感も選んだ理由です。RPA独特の変数や型といった知識がいらないのも特徴で、簡単にシナリオを作る感覚もkintoneと似通っていて長期で社内運用するには良いと判断しました。
今は細かいところまでDeNAの方がハンズオンでがっつり教えてくれるので、これ無理なんじゃ。。。というものでも今回ハードル乗り越えリリース出来てしまいました。

RPA×kintoneも「今週のアップデート」にはちょうど良いネタな気はしますので、他の方の投稿も楽しみにしつつ研鑽したいと思います。

jamjamさん

有言実行すばらしいですね!

「すごくはないもの」とおっしゃってますが、「すごくなくてもいい」というのがキンコミの趣旨ですし、もっというと「すごくないからすごい」ともいえると思います。すごくないという事は、みんなができるという事でもあり、それは素晴らしい事です。いや、でも実際すごいと思いますが。^^

「coopel」はオススメですか。使ったことないので興味あります。RPAでは「WinActor」や「UiPath」なども検討されたかもしれませんが、「coopel」チョイスに至った検討経緯や、実際に使ってみての感想については大変興味あります。

「上手くハマったと思える事例」面白そうですねー!!

もしよろしければ又教えてください!^^
宜しくお願いします。


jamjam
2020/12/22 22:55

コメントありがとうございます!
おっしゃる通りほかのRPAもありましたが、有名どころでいえばUiPathはうちの会社大きいところの関連会社なので無償で使えず、winactorはいうに及ばずお高いのでとても手が出せませんでした。

coopelはエクセルとブラウザ操作(クラウド連携含む)まででRPAを組みたいという程度ではちょうどよさそうで、前述のRPAに比べて変数というとっかかりづらい設定も無く、いわゆるkintoneっぽい作りやすさも選んだ理由になります。
結構機能改善が早いので個人的には今後も期待しているサービスです。