2020/12/03 06:00
ゲストスペースと海外運用について教えてください。
海外関連会社とのやり取りをkintoneでできないか検討しています。
情報の公開・非公開に関する管理面や、セキュリティ面から「ゲストスペース」は有効な選択肢と思っていますが、実際の運用ではどうなのかな?というところがわかりません。
1.ゲストスペースを運用されている方
ゲストスペースで、良かったことや懸念事項、例えばゲストスペースでやってみたけど、最初から普通のkintoneIDでやっておけばよかった事とか、ありませんか。
以下、マルチテナント機能?も気になります。
https://www.joyzo.co.jp/blog/1711
2.海外と国内で運用されている方
海外と国内でkintoneを利用する上で、私自身何が問題かが分からないところが問題ですが(^^;
、本当になにか留意点や確認すべきポイントなどあれば教えてほしいというレベルです。現時点では日本語環境での利用を考えています。
率直な感想やご意見、メリット・デメリットなど、アドバイスいただけたら嬉しいです!
宜しくおねがいします。
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投稿を表示1.ゲストスペースについて
今まさにゲストスペースを作ろうとしているので、皆さんのお話し参考になります。
業者さんに一部業務委託しているのですが、今はLINEで報告→こちらでkintoneに転記しているので、ゲストスペースを作って直接入れてもらおうかと。
ただ、本体にあるマスタとリンクできないので、どうしようかなーと悩み中です。
マスタを見れば全ての情報を見ることができるのが理想なので。
リアルタイムでなくていいので、krewData使おうかなと思っていますが、画像が入らない。。。
「cli-kintone」だと画像も取得できるので、色々試しているところです。
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投稿を表示当初、ゲストユーザー・ゲストスペースを用いていましたが、組織間のアクセス権を設定して(禁止して)レギュラーユーザー・スペースに移行しました。
ゲストは閲覧を制限するには強固で間違いも起こりにくいと思いますが、管理する側としては色々できない事があり不便に感じます。
ゲストのメリット
・料金が少し安い
・セキュリティが強固(閲覧制限で間違いが起きにくい)
ゲストのデメリット
・他スペースをルックアップできない
・他スペースにアクション(コピペ)できない
・組織、グループが使えない
・ユーザー管理画面に何も機能がない(検索、フィルタ等)
・監査ログの閲覧でユーザー指定できない
といった感じかと思います。
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投稿を表示こんにちは。
海外拠点との情報共有でkintone活用。すごくいいですね!
日本でkintoneを契約した場合、cybozu.com になると思いますが、関連会社に中国が含まれる場合、中国のネット環境に起因して、中国から日本のkintoneを見る時の閲覧速度が極度に落ちる時がたまにあります。
大体繋がるけど、たまにすごく遅い。ということが起こるイメージです。
細かくいうと中国サイドの回線種類による、のですが、ご参考まで。
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投稿を表示西村さん
私もつい最近、ゲストスペースに招待するか、通常のユーザーとして参加してもらうか悩みました。
・ゲストスペース内アプリから、ゲストスペース外のマスタ系アプリを参照したい場合にできない。
・ゲストスペース外のアプリから、アクションでゲストスペース内アプリにデータコピーができない。
上記が問題点だったので、カスタマイズで解決する手もあったのですが、今後もゲストスペース外で運用しているアプリを参照させたいという要望が増えそうだったので、結局通常ユーザーとして参加・権限を設定しました。
権限切り分けについては、アプリグループ+レコードのアクセス権を使っていますが、少し面倒というか、気を使います。
アプリが増えたり権限設定を見直したりするときには、権限チェック用テストユーザーを使ってログインし、見え方の確認をしています。
上記とは別で、海外と国内での運用経験では、
皆さんも書かれているようにポータルとラベル以外にも、通知設定の「通知内容」が複数言語設定できません。
また、アプリ設定の画面については、言語ごとの名称の「デフォルト」が適用されるようで、もともと日本語の見た目でつくったアプリは、海外メンバーがアプリ設定画面を開いた時に、アプリが多言語設定されていたとしても、フォームのフィールド名やプロセス管理のステータス名等が日本語表示になるようです。
そのため、海外メンバーにアプリ管理権限を付ける必要があるアプリをイチから作るときは、「デフォルト」が英語になるようにアプリを作っています。
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投稿を表示西村様
お役に立てるかどうかわかりませんが、
弊社で開発させていただいた注文住宅工務店イー住まい様の事例で
ゲストスペースを利用させていただきました。
1.のゲストスペースの件
目的:工事管理(品質:工事写真、進捗) 工事単位のスペースで共有
各協力会社からの納品書登録に伴う外注支払い
お客様向け品質報告書(工程別の工事写真等)早期提出(2週間→1日)
https://kintone-sol.cybozu.co.jp/cases/e-sumai.html?_ga=2.53580141.49131293.1606971327-2114429108.1598431546&_gac=1.181884373.1605680049.Cj0KCQiAhs79BRD0ARIsAC6XpaWMGWIGslH7axuhrb6qrRhEse8rqYvwFbyfbVoiqpEJ_LITxI2gqwMaAr6LEALw_wcB
メリット:同じ目的(工事)を持った会社すべてで情報共有。外部より他のスペースへアクセスはできない。
デメリット:新しい工事単位にゲストスペースをゲストスペーステンプレートで作成していたので、
マスタ関連をゲストスペースへデータ移行が標準でできないので開発
ゲスト招待が面倒→開発
アクセス権設定が面倒→開発
※Excel連携アドインを利用して開発しました。
2.海外のご利用の件
実際に開発は実施しませんでしたが、お客様が開発されるため評価作業の
支援をさせていただきました。
本番環境は中国ドメイン、開発環境は日本ドメインでゲストスペースでははありませんでした。
1)中国 大連での利用 中国でkintoneドメイン取得
利用は中国関連会社現地でマスタメンテナンス→情報登録はkintone
kintone→アステリア→グローバル基幹システム(クラウド)マスタ反映
弊社Excel連携アドインを利用いただき、Excelユーザインターフェースでマスタ情報の一括登録更新
メリット:マスタメンテナンス用システム開発費用が安価(当初計画の10分の1)
Excelユーザインターフェースでメンテナンス入力作業業務が効率化
デメリット:弊社Excel連携アドインが日本語OS,Excelのみ動作保証。
カスタマイズアプリの一部、特にプラグイン利用する場合
中国のグレートファイアーウォールの影響で動作しない場合がある。
これは個別に評価してゆく必要があります。
特定ベンダー作成のプラグインが動作しないときは
他のベンダー作成の同じような機能をもったプラグインで評価
いずれにしても中国は要注意でいつ、プラグインが動作しなくなる可能性あり。
※中国国内で開発されているプラグインを利用するのが安全かと思います。
2)香港等中国関連会社、および国内関連会社の月次収支情報を収集
中国は中国ドメイン、国内は日本ドメイン
アプリのアクセス権にて情報アクセス制限で利用
こちらもお客様でご利用されているExcelフォーマットシートを
そのまま、利用してExcel連携でkintoneへ情報登録更新
メリット・デメリットは1)と同様の評価でした。
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投稿を表示西村さん
2番でいろいろと試行錯誤しています…!
2.海外と国内で運用されている方
・ポータルが多言語表記できない
ポータルが日本語のみだと海外担当者の方にはちょっととっつきにくい印象を与えてしまう場合があります
なので、海外スタッフ向けにはスペースを作って、そこをブックマークしてここがあなた達の入口だよ!とお伝えしてます(ホームアイコンを押されてしまうとポータル表示になってしまいますが^^;)
・アプリ多言語表記の罠
川岸さんと同じく、一部のアプリは多言語表記設定で日本と同じものを活用しています。
ただ、プロセス管理などのルールが特殊だったりすると、結局別アプリで作っちゃうことも多いです^^;
あと標準機能の多言語表記に関しては、「ラベル」のフィールドが対応してないので、説明書きとかは残ってしまう&「ルックアップ」を使っている場合はルックアップ先の表記も変更してあげないといけない、などなど…
あとは地味に通知で、全社共通スペースのスレッドを更新した時に、『スレッドの文章(日本語)が更新されました(英語)』と通知が飛んでしまい、この日本語部分はなに?と聞かれて説明に困ったことがありました^^;
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投稿を表示ゲストスペースでよく聞くのは、マスターなどのアプリをメインと共有できない点でしょうか。
krewDataなどを使えば同期できますが、標準機能ではアプリ共有できないのはポイントの1つですね。
あとはプラグイン連携サービスによっては、ゲストスペースに対応していないものもあるのでご注意ください!
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投稿を表示西村さん、こんにちは
いつも有益な情報シェアありがとうございます。
ゲストスペースは当社でも外部とのやり取りで結構使っていますが、
自分たちの本環境のアプリとアクションなどで繋げられないのが不便だと感じています。
クライアントの導入支援もしているのですが、
中国では複数拠点で1つの環境を利用するというケースも良くあります。
その際は最近だと拠点間のアクセス権を設定してお互いのユーザーが干渉しないようにする事も多いですね。
ゲストスペースよりもこちらの方が使い勝手良いな、と感じています。
私がやっているのは海外と日本国内、という形ではありませんが、
海外と同環境を使うようになると相手側のローカルスタッフにも利用してもらう事にもなると思います。
多言語設定は必ず要求されると思うのですが、その設定は毎回地味に面倒くさいです。
プラグイン設定やカスタマイズに影響する可能性もありますし。
それと拠点毎にの業務フローが固まっていなかったりオリジナル化していたりするケースも多々あるので、
その辺の整備を先にしないとアプリ開発が進められないという事も多いです。
…書いていて思いましたが、愚痴になってきていますね。。。(笑
つまりは、日本だとルール決めたら基本的に全員が守りますしフロー通りに進めてくれますが、
海外の方々にはその常識は通用しない事が非常に多いのでお気を付けください!という事でした。
シンプルな事(フィールド数が少なくて良い業務)からテスト的に始めてみるのが良いかもしれないです。
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