キンコミ kintone user community

みんなの投稿

2024/06/20 17:12

入荷の明細にテーブルを使用するかどうか悩んでいます。

現在、基幹システムをkintoneへ移行するために作成中です。

現在の業務の流れです。
①仕入先と契約する(木材を購入):営業部が契約
②契約ごとの全購入分を基幹システムへ入力
 (毎回の契約に固有の契約Noあり):営業部が入力
③入荷による契約の消込:管理部門が消し込む
 1度の契約で入荷が10回に分かれてくることがあり、
 色々な規格のものを合計30本契約していても、
 何回かに分かれて入荷されることが多いです(最大10回ほど)
 仕入先の都合により入荷されるので、入荷の本数、規格、回数は選べません。
 入荷がすべて完了するまで1年ほどかかる場合もあります。

 例:契約30本の場合の内訳
   (実際の契約は500本から数万本、一度の入荷は数百本ほどです)
   Aの規格…10本
   Bの規格… 5本
   Cの規格…15本
  
上記で契約していても
・1回目の入荷:Aの規格…3本
         Bの規格…1本
         Cの規格…10本

・2回目の入荷:Aの規格…5本
         Bの規格…3本
         Cの規格…3本

・3回目の入荷:残りの残量
 
契約したものが全部入荷されるまで③が続きます。



現在の基幹システムでは、1つの契約Noにつき1ページとして管理しており、
②の際にテーブルのような内容で打ち込んでいます。



kintoneへ移行する際、②で入荷するデータを入力するためにテーブルで入力するか
Aの規格に対して1レコードとして扱うべきか悩んでいます。

●テーブルにしようと考えた理由
・同じ契約Noで同じような規格の入荷がある
・テーブルのデータはプラグインのコピー機能を使ってコピーできる
 サブテーブル行コピープラグイン
 https://www.tis2010.jp/rowcopy/
・契約Noに対する契約の残量を把握する必要がある
・1レコードに契約Noの全量を入力することで③の消込がやりやすい(消込はテーブルです)
・1レコードにAの規格のみの入力の場合、③の消込をする際に
 いろいろな規格があるため、いろいろなレコードの消込をすることになり手間がかかる

●テーブルでは不便ではないかと感じた理由
・②で入荷された内容をkintoneで管理している各チームの
 在庫アプリへ転記したい
・転記先の在庫アプリのフィールドはテーブルではないため
 アプリアクションは使えないがテーブルを転記するプラグインを 
 利用すると転記できた。
 テーブルデータコピープラグイン
 https://www.tis2010.jp/tabletransfer/
・テーブルのデータは扱いにくいため、今後データを活用しようとなると
 不便なのか?
・テーブルがない方が一覧で確認しやすい。
・テーブルデータ一括表示プラグインを導入しようか考えている。
 一覧集計プラグインのが優先度が高いが、テーブルデータ一括表示プラグインを
 選択した一覧の場合、合計が表示されない
一覧集計プラグイン
https://www.tis2010.jp/listsummary/
テーブルデータ一括表示プラグイン
https://www.tis2010.jp/listviewer/



この内容を踏まえて、「テーブルのがいいのではないか」という
感じになっております。
稼働後にテーブルの有無の変更は難しいと考えておりますので
稼働前にどのような形で行くのか検討しています。

皆様の運用での体験や感じたことなど、何かご教示いただければ幸いです。

4件のコメント (新着順)
モカ
建設業
2024/06/24 15:02

コメントをいただいた皆様

弊社の悩みにご教示いただき誠にありがとうございました。
コメントの返信の速さ、工夫、豊富な経験の知識には本当に助けられています。

今回は社内で話し合いの結果、平野さんの「明細なしで合計のみの入力」という形になりそうです。

話し合いの際に「明細を入力して、計算させてから合計金額を求めている契約書がある。
契約書に合計金額が載っていない場合にどうするか?」という問題は出ましたが
「元々契約時の内容より実際の入荷時に増減があることもあるため、誤差は仕方ない」という結果になりました。

このまま形にしていけそうです。

また、くじけそうになった時に助けていただくことがあるかと思いますが、
今後ともよろしくお願いいたします。


suji バッジ画像
2024/06/24 15:11

解決したようでよかったです!

アプリを作っていると、良かれと思って色々詰め込んでしまいがちなんですが(戒め)
使う側からすると、そこまでいらないんだよなー、ってことが多いです。
あるあるです。多分。

作りかけの段階で、使う人にこんな感じだけどどう?
って聞くことが結構重要だと思ってます。
作り手からからしても、手戻り少なくてエコなので。

※有名な画像添付しておきます

モカ
建設業
2024/06/24 15:50

ご返信ありがとうございます。

この図は見たことがあります!
わかりやすい例えですよね。
本当に言葉で相手に伝えたことが、実際には違う意味でとらえられていたということは
よくありますよね💦
手間でも図を描いたり、細かいすり合わせは完成形の考えを近いものにするために
本当に必要ですよね!

kintoneは作りかけの状態で、利用者に使い心地を聞いてすぐ直せるのが本当にいいと感じています。

システム屋さんに依頼すると「来週までの宿題」となり、来週に出来上がってきたものが
この図のように「思っていたのと違う…」と、作り直していただき工期が伸び、金額が増え…
の繰り返しですもんね。
素人が作るよりかは、はるかにデザインが綺麗に出来上がるのですが、使い心地がいまいちだと
困りますし。
伝える能力の差かもしれませんが。

弊社の現在利用中の基幹システムは20年前に作られたものだそうですが、20年間明細を
入力し続けていたんです。
システム作成の当時は画期的な内容だったのだと思うのですが、やはり途中で
「これは本当に必要なのか?」という話し合いが必要だったのかもしれません。
作成した方もすでに退職されているので、詳しい話は聞けないですし。

ずっと使い続けていると「使う文化」みたいなのが出来上がってしまって
誰も「なぜ使っているのか?」と不思議に思う人もいなかったのかもしれないですね。

わたしは入力する立場ではなかったので、利用者の声を聞いてシンプルな内容になって
よかったと感じています。

こんばんは!
業務を知っている方がテーブルと思ったらテーブルかもしれないと思っています。

(私は平野さんと同じくレコード派ですが…)

おっしゃる通りテーブルの運用後の変更は難しいかもしれません。



なので、テーブルをレコードに変更して別アプリに保存する方法などがkrewdataという連携サービスなどにあらやますので、このあたりも気にかけてみたら後々らくになるテーブル形式を考えることができるかもしれないと思いました。


モカ
建設業
2024/06/21 09:41

おはようございます。

遅い時間にご返信ありがとうございます。

やはりレコードの方が後々のことを考えるといいのかもしれませんね。

テーブルデータをレコードに変換して保存するプラグインは導入しています。
テーブルデータコピープラグイン
https://www.tis2010.jp/tabletransfer/

問題は消込の際に手間をかけずに処理できる方法があればと感じています。

プラグインのご紹介をいただきありがとうございます!

krewdateはとても便利と聞いています。
弊社は他の大きな基幹システムを現在外注して作成していただいいます。
そこに費用がかかるため今作成中の小さめの基幹システムはプラグインも含め、
費用を抑えるために外注せずに社内で開発をするということになりました。

なので、なかなかプラグインには手が出せない状況です。

後処理の在庫更新・消込処理等を考慮した場合
別アプリへ分けた方が良いかもしれませんね。

契約№で紐づけできますので
テーブル情報のレコードは別アプリへ
元アプリでは契約№キーに関連レコードで参照。

消込み在庫更新手続きも別テーブルアプリの情報計仕込みで
在庫更新・残数レコード作成で処理しやすいのではと思います。 


モカ
建設業
2024/06/21 09:30

ご返信ありがとうございます。

わたしの解釈があっているのかわからないので、内容の確認をさせていください。
現在作成中のアプリを「契約入力アプリ」、分けるアプリを「契約残アプリ」と表記いたします。

●別アプリで分けて管理する場合
・契約入力アプリはテーブルで全購入分を入力
・テーブルデータコピープラグインを利用して、契約残アプリへテーブルの内容レコードとして転記する
・契約残アプリのレコードを契約Noキーにして関連レコードで契約入力アプリに入力

ここまでは平野さんにコメントいただいた内容と同じでしょうか?

★消込み在庫更新手続きも別テーブルアプリの情報計仕込みで
 在庫更新・残数レコード作成で処理しやすいのでは

この返信いただいた★の内容の理解が難しかったのですが、契約残アプリでの消込処理の方法でしょうか?

契約管理アプリでは
入荷状況のテーブル情報は管理せず、総契約本数のみの管理で良いのではと思いました。
イメージ以下。
■契約管理アプリ
 ・契約№、契約本数、残本数、入館本数(契約№入荷アプリの関連レコード合計)、完了区分
 ・契約№キーに入荷アプリ一覧関連レコードテーブル
 ・アクション機能(入庫時、入荷アプリへ情報登録)

■入館アプリ  入荷タイミングで契約管理アプリより入力
 ・入庫№、契約№、入庫本数

※契約アプリでは入館アプリの契約№でひぱってきた関連レコード一覧表示でテーブルの代用
契約管理で関連レコードの集計(プラグインがあると思います)し、契約本数との差額計算で
残数を管理する。

このようなイメージです。

モカ
建設業
2024/06/21 11:10

詳しい内容ありがとうございます。

いただいた内容を何度も読み返してみました。
・サイズなどの細かい内容を契約管理アプリには入力しない
・最初に合計、契約の内容のみ契約管理アプリに入力する
・入荷してきたら入荷アプリに入力
・関連レコードで入荷アプリの内容を契約管理アプリに表示
・契約管理アプリに表示された関連レコードに集計のプラグインを組み込み残数の把握
・サイズごとの残量ではなく、全体としての残量の把握をする
・営業が在庫アプリを管理しているが、契約管理のアプリからサイズ明細を飛ばすのではなく
 今まで通り、営業に在庫アプリを入力してもらう

このようなイメージでしょうか?
今までの基幹システムではサイズなど細かい内容も打ち込んでいたので、
同じように作成するべきか悩んでいたのですが、全体と残数のみの把握ということですね。

盲点でした。
確かに、管理部門としては、サイズなどの詳細は不要です。
残数に差が出た場合に契約のどのサイズの数量が違うのか、見比べて追っていくくらいでしょうか。

営業部からは契約管理の基幹システムとkintoneの在庫アプリに同じ内容の在庫を打ち込んでいたので
契約管理のシステムより在庫のデータを飛ばせないのか?という要望が出ていました。

契約管理に入力しないのであれば、シンプルなアプリになりそうです。

ありがとうございます!
とても参考になりました。

アプリ利用者にこの内容を提示して、どのように感じるのか意見をもらってみます。

suji バッジ画像
2024/06/20 18:02

こんにちは。
1点確認です。

例:契約30本の場合の内訳
   Aの規格…10本
   Bの規格… 5本
   Cの規格…15本

これはA~Cの規格がそれぞれ30本づつ、という契約になっているのでしょうか?
最終的にA~C規格の合計で90本入荷するという考え方です。

ご確認ください。


モカ
建設業
2024/06/21 09:13

おはようございます。

ご返信ありがとうございます。

詳しい内容としましては
105×105×2750というサイズがあった場合、1BL(バンドル)あたりの入数が70本となっております。
このサイズの入数は70本と決まっているようですが、契約するBL数は営業部が決めます。
他のサイズの入数はサイズによって違うようです。

70BL契約した場合、仕入先の都合で数BLずつ入荷する仕組みです。

この内容で返答になっていますでしょうか?



suji バッジ画像
2024/06/24 14:18

遅くなりましたが詳細ありがとうございました。

大体回答が出てそうなので、参考までに追記します。

テーブル(便宜上A)→別アプリのレコード にする運用であれば、
複数レコードサブテーブル化プラグインで
別アプリのレコードを元アプリのテーブル(B)として
取り込むことで消込に近いことができそうな気がします。

以上です。

モカ
建設業
2024/06/24 14:43

ご返信ありがとうございます。

プラグインの紹介ありがとうございます。
そのようなプラグインがあるのですね!

このようなことができることを知らなかったのと、レコードをテーブルにするということを
思いつかなかったので、とても勉強になります。
工夫次第でいろいろなことが出来そうですね。

今回のアプリでは利用しないかもしれませんが、必要な時に利用させていただきます。

ありがとうございました!