【キンコミユーザーインタビューvol.1】後藤由季さん キンコミやkintoneコミュニティで相談すると、まったく思いつかなかったようなアイデアを教えてもらえる
こんにちは!キンコミ事務局のあーみんです。
今回は、キンコミに書き込んでくださっているユーザーさんのリアルな声をうかがう「キンコミユーザーインタビュー」を企画いたしました。キンコミを活用しているユーザーさんはどんな悩みを持って、どんな気持ちでキンコミに書き込んでみたのか。kintoneのコミュニティに関わってみて、 どんな変化が起きたのか。ユーザーさんの生の声をお届けいたします!
記念すべき第一回のゲストは、後藤由季さんです。右も左も分からないままkintone管理者になり、独学でkintoneを学んだ後藤さん。徐々にkintoneの良さに気づき、自主的にkintoneのセミナーや勉強会にも参加するようになったそうです。そんな後藤さんに、キンコミに初投稿した際のエピソードや、kintoneコミュニティへの印象についてお伺いしました。
――まずは後藤さんの自己紹介をお願いします。
後藤さん:広島県で住宅・不動産系の会社に勤めています。主な業務は総務、経理、そしてkintoneの管理です。kintone歴は約3年で、導入時から関わっています。現在は主に、社員のスケジュール管理、顧客管理、案件管理、物品購入管理などさまざまな用途にkintoneを使っています。
――kintone導入のきっかけや、導入時のお話をお聞かせいただけますか。
きっかけは、社員のスケジュールをkintoneで管理するためでした。ラジカルブリッジ社が提供している「カレンダーPlus」を導入当初から使っています。私が今の会社に入社してから3ヶ月後くらいに、上司から「kintoneっていうツールを入れるから、後藤さんよろしくね」と任されて(笑)。当時は右も左も分からないまま、サイボウズやラジカルブリッジが提供しているマニュアルを読んで必死にkintoneの設定をしました。
――まさにたった一人でkintoneを管理し始めたんですね。キンコミを知ったのはどういったきっかけでしたか?
確か、kintone Café(kintoneユーザーによる有志の勉強会)で紹介されていたか、キンスキ松井さんのブログを見て知ったのがきっかけです。kintoneについて自主的に勉強することは苦ではなかったので、キンコミができる前からサイボウズ主催のセミナーやkintone Caféに参加したり、twitterで情報収集したりする習慣はありました。ただ、キンコミは最初にユーザー登録をしたものの、しばらくは書き込みせず見るだけでしたね。
――初めての投稿に至った心境の変化や、その時のお気持ちはいかがでしたか?
総務・経理との兼任なので、なかなかkintoneを触る時間が取れないことが当時の悩みでした。ふと、他に同じような状況の方はどうしているんだろうと意見を聞いてみたくなり、初めて投稿してみることにしました。書き込む前は「誰からもコメントが無かったらどうしよう」「何も反応が無かったら怖いな」という気持ちもありましたが、すぐに何人かの方からコメントが来てとても嬉しかったのを覚えています。これがきっかけで、次の投稿にも繋がりましたね。
――キンコミに投稿をしてみて、良い変化は起きましたか?
まず、最初に投稿したきっかけの「兼業なのでなかなかkintoneに時間を割くことができない」という悩みについては、他業務の合間にkintoneを触るのではなく「今日はkintoneに向き合う日」というのを決めて、メリハリをつけるようにしました。同じような境遇の方に「分かります」と共感してもらえるだけでも、背中を押してもらえますね。また、その後の投稿でもキンコミユーザーの方から自分では思いつかなかったようなアイデアを提案していただいて、改めて「相談してみてよかった!」と感じました。
――その他、kintoneのコミュニティにかかわる中で印象的だったエピソードなどあればぜひお聞かせください
以前、とある連携サービスを利用してkintoneの登録情報をハガキに印刷しようとしたときに、どうしても縦書きで印刷することができずにずっと悩んで試行錯誤を繰り返していました。ふと、そんな悩みをtwitterでつぶやいた際、kintoneエバンジェリストの松田正太郎さんから「横書きでもハガキは送れますよ!」とコメントをいただいたのです。その言葉にハッとさせられました。
私は「ハガキは縦で送らなければいけない」と思い込んで、それを実現する方法についてずっと悩んでいたのですが、第三者の何気ない一言に「確かに!」と天啓を得たような気持ちになりました。あのまま一人で悩み続けていたら、もっと無駄な労力をかけていたかもしれません。
――キンコミだけでなく、kintone CaféやSNSも積極的に活用なさっている後藤さんから、まだkintoneコミュニティに踏み込めず一人で悩む管理者の方へメッセージをお願いします。
まず、kintoneコミュニティの皆さんは本当に優しくて親切な方ばかりです。私も人見知りな性格で、初対面の方と話すのは得意な方ではないですが、kintoneという共通言語のおかげでコミュニティの方とはすぐに打ち解けてお話しすることができました。同じような悩みを抱えたkintone管理者の方はたくさんいるし、それを助けてあげたいと思っている方もたくさん居ます。ぜひ勇気を出してコミュニティの一歩を踏み出して欲しいです。きっと得られるものがたくさんあると思いますよ。
「kintoneについて自主的に学ぶのは苦ではない」とおっしゃる後藤さん。同時に「誰かに言われたからkintoneを改良するのではなく、みんなが使いやすいようにしたい、もっとみんなに使って欲しいという気持ちが強い」ともお話してくださいました。そうした温かい気持ちが、コミュニティの皆さんにも伝わっているのではないかなと感じたインタビューでした。
後藤さん、どうもありがとうございました!
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そうですよね。同じような悩みをもってる方はキンコミにもたくさんいると思います。
後藤さんの悩みはアウトプットされたことで共有されて、きっと同じキンコミユーザーさんの悩み解決につながってると思います!😀