2021/08/19 14:19
先月よりKintoneを契約して(5ユーザ)管理者になりました。井上です。
大阪長堀橋の金物卸問屋でコーポレートITやっています。
さて、少し教えてほしいのですが、弊社は卸問屋なので、メーカから仕入た商品を販売する事がメインの事業です。
そこで、各メーカさんがそれぞれに商品コード、商品名をもっており、当社でも同じように当社採番の商品コード、商品名をつけています。また得意先によってはEDIで購買発注が来るので、その得意先の商品コード、商品名で注文が来ます。
そのため、仕入先商品CDvs当社商品CDvs得意先商品CDの変換表を作成しないとすべて人力での読み替え作業になります。
これをKintoneで構築する場合に下記の2つのパターンが考えられます。
Op1:
1つの共有アプリですべての仕入先、得意先、当社の商品マスターマッピングアプリを作成する
Op2:
仕入先(もしくは得意先)毎の変換アプリの中でそれぞれの商品マスターマッピングを持つ
どちらの方法が良いのか皆さんの経験値でのアドバイスをいただけると助かります。
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投稿を表示井上恵さん
そうですね。悩みますね。色々な運用方法が考えられますし一概にどれが正解というのは無いと思います。また標準機能のみで作成するのかプラグインやカスタマイズを利用するのかでも違ってきますしね。kintoneは100社100通りですので。
^^
さしあたって、まずは標準機能のみで、
のところに注目して考えてみました。
添付画像をご参照ください(小さくて見にくい場合は、画像保存や新しいタブで開くなどを利用すると見やすくなるかと思います)。アプリ名の前の3桁数字は私の管理用の数値ですが目印に使ってください。
まず当社商品の商品マスタとして、224自社商品マスタを作成します。
001 えんぴつ
002 けしごむ
003 ふでばこ
次に仕入先商品、得意先商品の商品マスタとして、228取引先商品マスタを作成します。
AAA 鉛筆
BBB 消しゴム
そして、上記2つのアプリを紐づける223商品コード変換マスタを作成します。
224自社商品マスタと228取引先商品マスタをそれぞれルックアップで取得。
加えて、228取引先商品マスタに未登録、または登録するほど頻度がない場合は仮商品コード、仮商品名として手入力するフィールドも作成しました。
上記フィールドを
文字列(1行)の自動計算ですべて連結して検索キーワードとします。
001 えんぴつ AAA 鉛筆
002 けしごむ BBB 消しゴム
003 ふでばこ TEST ペンケース
実際の利用シーンとして226発注管理アプリを作成しました。
自社商品コード、自社商品名を検索するには、
「商品コード変換マスタから検索」というルックアップフィールドで、
223標品コード変換マスタの検索キーワードを検索します。
ここには自社、取引先、仮登録の情報(実質フリーの検索キーワード入力として利用可能)がすべてはいっていますので、それを前提に絞り込み条件を入れます。
ここが、井上さんのご質問である「人力での読み替え作業」のkintone化ということになります。
ひとつの商品につき、少なくとも224自社商品マスタと223商品コード変換マスタの2つのマスタ登録が必須にはなりますが、
複数取引先の商品情報を変換するひとつの方法にはなるのではないかと思います。
参考になれば嬉しいです。
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投稿を表示井上恵さん
はじめまして。
自分ならどう構築するかを考えてみたのですが、
仕入先、自社、得意先で別商品マスターアプリを作ると思います。
それぞれで独自で履歴管理するであろう項目があること(仕入先なら仕入れ価格、自社であれば販売価格)、
仕入先商品マスターでの商品1つに対して自社商品マスターと得意先商品マスターでは複数紐づくことが考えられるからです。(同一商品でも自社で包装単位が複数というのがあり得る&複数の得意先が同じ商品を購入も当然ある)
ただ、得意先商品マスターが悩みのタネになりそうです。
・得意先が独自にコードを振っている=コード重複の可能性がある&桁数が揃わない可能性がある
・EDIで購買発注が来ない得意先はコードがない
どのような業務アプリを作り連携させるかにもよりますが、上記2点をどう解消するかがネックとなりそうです。
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